料金で見るおすすめWEB面接ツール。メリットや機能も解説
新型コロナウイルスの影響もあり、急速に普及しているWEB面接。でも、どのツールを使えばいいかわからない、、、。そこでこの記事では、企業の採用担当向けに、WEB面接ツールの「料金」や「機能」をご紹介します。あわせて、WEB面接を導入する理由なども解説します。
目次
WEB面接を導入する理由
コストの削減
対面式の面接では、担当者が会場に出向く事もしばしばあるかと思いますが、WEB面接ではその必要がありません。極端な話ですが、いつでもどこでも応募者と会話をする事が可能なため、会場費や交通費などのコストの削減になります。
求職者と早期接触ができる
対面式の面接では、求職者と面接担当者との間で「いつ、どこで、何時に」というスケジューリング発生しますが、WEB面接ではそのようなやりとりが最小限に抑える事ができるため、求職者と早期に接触する事が可能です。
地方や海外の求職者の応募が増える
「面接のために東京まで行くのはちょっと……」という求職者も多いかと思います。しかし、WEB面接であれば、応募へのハードルが下がるため、地方や海外からの応募が増えるというメリットもあります。
面接実施率の増加
上記3点の理由から、対面式での面接よりWEB面接の方が面接の実施率が増加します。
その結果、より多くの求職者と接触する事ができるため、優秀な人材との出会いも増えると言えます。
面接官のスキルアップ
録画機能があるWEB面接システムを利用すれば、面接の様子を録画しておき、あとから見返す事が可能です。面接中の自分を客観的に見て、改善する、第三者に見てもらい助言をもらう、などが可能なので、面接官のスキルアップにも繋がります。
WEB面接ツールでできること
「スケジュール管理機能」や「チャット機能」「リマインダー機能」「画面共有機能」など、さまざまな機能が付いているサービスが多くあります。
また、ツールによっては面接の様子を録画し、あとから見返す事ができる「選考録画機能」や、あらかじめ企業が設定した質問事項に対して、応募者が動画で回答するという「動画選考機能」がついているものもあります。
「料金」で見る!おすすめWEB面接ツール
1.Zoom
【無料プラン】
コロナ渦になりもっとも耳にするようになったITツールかと思います。
無料プランでも、基本的な機能は備わっていますが、ミーティングの規模によってプランを選んでください。
価格 : 無料
参加可能人数 : 100人
参加可能時間 : 1対1(時間無制限)/3人以上(40分)
特徴 : 時間無制限での1対1のミーティング
【有料プラン】
プラン名:プロ
価格 :月額1,600円(税別)、年額19,200円(税別)
参加可能人数 : 100人
使用可能時間 : 1対1(時間無制限)/3人以上(40分)
特徴 : 1ミーティングに参加できる人数が最大300人
プラン名:ビジネス
価格 : 月額2,000円(税別)、年額26,400(税別)
参加可能人数 : 300人
使用可能時間 :最大24時間
特徴 : 1ミーティングに参加できる人数が最大300人
プラン名:エンタープライズ
価格 : 企業ごとに別途お見積り
参加可能人数 : 500人
使用可能時間 :最大24時間
特徴 : 企業ごとの要望に応じたサポートプラン
参考 : zoom料金・プラン
2.Google Meets
Google MeetsはGoogle社が提供するビデオ会議サービスで、セキュリティ性能が優れているのも大きな特徴です。社内で他のGoogleサービスを使用している企業におすすめです。無料プランでも基本的な機能は備わっていますが、3人以上の使用の場合時間制限があるため、大人数でのミーティングに利用する場合は、有料プランを検討する必要があります。
【無料プラン】
価格 : 無料
参加可能人数 : 100人
使用可能時間 : 1対1(24時間)、3人以上(60分)
特徴 : 100人までのミーティングが1時間可能
【有料プラン】
プラン名:Google Workspace Essentials
価格 : アクティブ ユーザーあたり 8 米ドル/月*
参加可能人数 : 150人
使用可能時間 : 1対1(24時間)、3人以上(24時間)
特徴 : 150人までミーティングが24時間可能
プラン名:Google Workspace Enterprise
価格 : 企業ごとに別途お見積り
参加可能人数 : 250人
使用可能時間 : 1対1(24時間)、3人以上(24時間)
特徴 : 人数制限なく24時間継続利用が可能
*アクティブユーザーとは、アカウントに追加され、ビデオ会議の主催、ビデオ会議への参加、Google ドライブ内のファイルの閲覧のいずれかを行ったユーザーのことを指します。社外または社内に関わらず、それ以外のユーザーはアクティブ ユーザーとしてカウントされません。なお、毎月アクティブユーザーの最低1人分の料金は必ず請求されます。
参考 : Google Meet料金・プラン
3.Whereby(ウェアバイ)
Whereby日本国内での知名度は高くありませんが、通信の品質が高いことから欧米を中心に利用者が増えてるサービスです。無料プランでも4人までのミーティングが時間無制限で行えます。ただ、録画機能がないため、動画でFBを行いたい場合などは、有料プランをおすすめします。
【無料プラン】
価格 : 無料
参加可能人数 : 4人
使用可能時間 : 無制限
特徴 : 時間無制限で4人までのミーティングが可能
【有料プラン】
プラン名:Pro
価格 : 約1,100円/月
参加可能人数 : 12人
使用可能時間 : 無制限
特徴 : 各会議室ごとに背景画像を変更することが可能
プラン名:Business(99.99ドル~)
価格 : 約6,600円/月
参加可能人数 : 50人 (ビデオ参加12人、音声参加38人)
使用可能時間 : 無制限
特徴 : MTGの画面を録音しておくことが可能
4.BIZMEE(ビズミー)
Bizmeeの特徴は、なんといっても全ての機能を無料で利用できる事です。
ただし、3、4人以上での利用をすると映像や音声に影響をする場合があるためおすすめしません。
価格 : 無料
参加可能人数 : 3,4人
使用可能時間 : 不明
特徴 : 完全無料
5.FaceTime
apple製品同士であれば、最大32人まで時間無制限で利用する事ができます(無料)。
価格 : 無料
参加可能人数 : 32人
使用可能時間 : 無制限
特徴 : iPhone(iPadでも可)であればインストール不要、音質がクリア
6.Microsoft Teams
teamsはMicrosoft社が提供するチャットツールです。機能としてビデオ会議も利用可能ですが。
「Office 365」のサービスとの互換性が高いツールです。無料プランから有料プランへのアップデートは可能ですが、途中から無料プランに切り替える事はできないため、ご注意ください。
【無料プラン】
価格 : 無料
参加可能人数 : 100人
使用可能時間 : 60分
特徴 : 最大10GBのクラウド ストレージ
【有料プラン】
プラン名:Microsoft 365 Business Basic
価格 : ユーザー540円/月(年間契約)
参加可能人数 : 300人
使用可能時間 : 24時間
特徴 : 会議の録画が可能
プラン名:Microsoft 365 Business Standard
価格 : ユーザー1,360円/月(年間契約)
参加可能人数 : 300人
使用可能時間 : 24時間
特徴 : 生産性向上アプリとサービス
プラン名:Office 365 E3
価格 : 1ユーザーあたり2,170円/月(年間契約)
参加可能人数 : 10,000人
使用可能時間 : 24時間
特徴 : セキュリティとコンプライアンス、管理、サポート
「機能」で見る!おすすめのWEB面接ツール
1.zoom
最低限の機能を備えたツールです。大規模ミーティングでチームwo 分ける機能もついています。
画面共有 : 有
背景: 有
録画・録音: 有
チャット: 有
ブレイクアウトルーム: 有
2.Google meets
こちらも基本的な操作は無料プランでもできますが、録画・録音はできないのでご注意ください。
画面共有 : 有
背景: 有
録画・録音: 無
チャット: 有
ブレイクアウトルーム: 有
3.Whereby(ウェアバイ)
画面共有機能はPCのみとなるためご注意ください。
画面共有 : 有(PCのみ)
背景: 有
録画・録音: 有
チャット: 有
ブレイクアウトルーム: 無
4.BIZMEE(ビズミー)
全ての機能を無料で利用できる事が魅力ですが、背景の変更やチャット機能などはありません。
画面共有 : 有
背景: 無
録画・録音: 無
チャット: 無
ブレイクアウトルーム: 無
5.FaceTime
基本的な機能は備えていますが、利用可能端末がapple製品のみとなるためご注意ください。
画面共有 : 有
背景: 有
録画・録音: 有
チャット: 有
ブレイクアウトルーム: 無
6.Microsoft Teams
無料プランでも、画面共有やチャットなど、基本的な機能を備えています。
画面共有 : 有
背景: 有
録画・録音: 有
チャット: 有
ブレイクアウトルーム: 有
パソコンでも使えるWEB面接のおすすめツール
WEB面接システムのなかには、アプリケーションのインストールが必要なシステムもありますが、下記のシステムはインストールが不要なため、導入する企業にとっても、求職者にとってもハードルがぐっと下がります。
・Google meet
・Whereby
・Bizmee
まとめ
ひと口にWEB面接ツールといっても料金体系や機能がさまざまなので、しっかりと比較したうえで、目的にあったものを選んでくださいね。