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利用前に知っておきたい!Skypeのセキュリティ対策と問題点

音声やビデオ通話、メッセージのやり取りが無料でできるサービス「Skype(スカイプ)」。世界的に見ても多くの人に利用されているアプリケーションですが、過去にセキュリティの観点で脆弱性が問題視されたことも。今回はSkypeのセキュリティ対策と問題点についてご紹介します。

Skypeのセキュリティ対策とは?

コミュニケーションツールとして圧倒的知名度が高い「Skype」ですが、実際にどのようなセキュリティ対策が行われているのでしょうか。現在、実装されている機能をご紹介いたします。

エンドツーエンドの暗号化

Skypeは、音声通話、ビデオ通話、テキストメッセージ、ファイルの転送など会話のすべてをエンドツーエンドの暗号化が行える「プライベート会話機能」が利用できます。

この機能は、メッセージを送信するデバイスと受信するデバイスのみが会話を閲覧できるシステムです。これにより第三者による不正アクセスやデータの漏洩、盗聴のリスクを回避できます。

ただしこの機能は、Skypeユーザー同士の通信にのみ暗号化され、Skypeユーザーから携帯電話や固定電話へ電話をする際には、通常の電話回線を経由するため、暗号化はされません。また、1つのデバイスからは同時に1つの会話のみしか暗号できないという制限があるため、すべての会話にこの暗号化が適用できるわけではないのでご注意ください。

<プライベート会話の設定方法>
1.「新しいチャット」をクリックし、メニューにある「新しいプライベートチャット」をクリック
2.プライベート会話をしたい相手を選択すると相手に招待状が届く
3.相手が承認すると通知が届き、プライベート通話が開始できる

対象データは30日間後削除される

チャット間で送信されたファイル​​や音声メッセージ、100MBを超えるビデオに関しては30日間のみSkypeで閲覧・利用が可能です。30日間を過ぎると、対象のデータはサーバーから削除されます。

一定の日数を超えるとデータが開けなくなってしまうので、利便性の観点で考えると少々不便かもしれませんが、サーバーにデータが残り続けることなく削除されるため、プライバシーの観点から見ると安心です。

Skypeで送信されたメッセージや写真データなどの容量が比較的少ないデータは、削除しない限りいつでも閲覧できるので、併せて覚えておきましょう。

プライバシー設定が可能

ビデオ通話やメッセージのやり取りができる人を制限する機能です。Skypeの連絡リスト以外の人とコミュニケーションを取らない場合は、この機能を設定し、見知らぬ人からの連絡を事前にブロックしましょう。

<設定方法>
1.メニューのツールから「設定」クリック
2.プライバシーから「プライバシー設定」をクリック
3.「リストに載っている人のみ」を選択

Skypeセキュリティの脆弱性について

現在、Skypeは全世界で3億人以上のユーザーがおり、企業ではなく個人での利用が圧倒的に多いため、スパムの標的にされやすいと指摘されています。

Skypeはユーザーの検索が自由にでき、気軽にメッセージや電話のやり取りが可能です。そのため、プライバシー設定で連絡ができる人を制限しない限り、見知らぬ人から電話がきたりする恐れが十分にあります。また、Skype上で第三者からメッセージが送られてくることももちろんあるため、LINEやInstagramのようにスパムや乗っ取りの被害も少なくありません。

また、2015年9月には2日間にもわたってログインができないという世界規模の障害が報告されています。当時の有料版「Skype for Business」には影響はでなかったものの、多くの無料ユーザーはログインができなかったり、音声通話ができないなどの障害が発生しました。以降、Skypeの公式Twitterでシステムが復旧し、ログインが可能になったと報告されています。

Skypeセキュリティの問題点

スパムの標的にされやすい

上記で脆弱性の観点でも触れましたが、Skypeは個人利用が多いため、Skypeの公式メッセージと偽ったスパム(悪意のあるメッセージ)でIDやパスワードを取得し、登録している個人情報を抜き取られたり、クレジットカードやSkypeクレジット(Skype専用のプリペイドシステム)を悪用される危険性があります。

企業で利用することを想定すると、万が一担当者がスパマーからのサイトを開いてしまった場合、会社全体に影響がでてしまい、スパイウェアなどに感染してしまう場合も十分あります。

スパムは残念ながらSkypeに限らず、LINEやFacebook、Instagramなど、どのツールにも蓋然性があります。見知らぬ相手からのメッセージにあるURLはクリックしない、プライバシー設定を行うことで知らない相手を事前にブロックするなど、自身でできる対策を最大限に行い、正しく利用することが大切です。

Skypeセキュリティを強化する方法

パスワードを強化

自身で行えるセキュリティ対策の基本ともいえるパスワードの強化。誕生日や電話番号などをパスワードに設定するのはセキュリティレベルが低いため、推測されやすいでしょう。そのため、大文字や小文字などを組み合わせた英数字の複雑なパスワードにすることをおすすめします。

プロフィールの設定

Skypeにはプロフィールが設定でき、ニックネームのほかに性別や誕生日、電話番号や住所などを追加する項目があります。ここの項目は検索がひっかかりやすくなったり、コミュニティの輪が広がるメリットはありますが、すべてのユーザーが閲覧することが可能なため、セキュリティ面を考えると個人情報は非公開にするのが好ましいでしょう。

常に最新のバージョンを使う

Skypeのみならず、どのアプリケーションにもいえることですが、過去のバグや問題改善のためさまざまなアップデートをしています。できる限り最新のセキュリティ機能が利用できるよう、常にバージョンの更新を行いましょう。

使用する端末の保護をする

PCやスマートフォンを使用している限り、ウイルスやマルウェアに感染してしまう恐れが常時あります。Skypeを安全に利用するためにも、まずはセキュリティソフトを導入した端末を利用し、疑わしいサイトやメッセージは開かないように徹底するなど、セキュリティ観点での情報リテラシーを高めましょう。

SkypeとZoomのセキュリティの違い

Skypeのセキュリティ対策には今回ご紹介した通りさまざまなものがありますが、ZoomにはSkypeにはないさまざまなセキュリティ機能が搭載されています。

参加者以外の第三者を会議室に入れない「ビデオ会議をロック機能」やオーナーが承認しなければ入室できない「待機室機能」など、Zoomは大人数とコミュニケーションを取る際に適したセキュリティ機能が多くあります。

そもそもSkypeは大人数での接続が不安定という報告もあるため、1対1でのビデオ会議はSkype、大人数でのビデオ会議はZoomを利用するなど、それぞれのツールの特性に合ったシチュエーションで活用しましょう。

ツールの特性を理解しよう

今回Skypeのセキュリティ対策と問題点をご紹介しましたが、Skypeは企業向けではなく個人向けのツールに適しているといえるでしょう。スパムの標的にされる可能性が問題点はあるものの、セキュリティ対策を行えば、1対1で手軽にコミュニケーションを取れるという特性があるため、シチュエーションや目的に合わせたツール選びを行ってくださいね。

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