Case

事例

AI面接で実現する「受験者ファースト」な採用。塩尻市役所の挑戦

長野県塩尻市

総務人事課 嵯峨 様

総務人事課 二木 様

長野県塩尻市は、「受験者ファースト」を掲げ、受験者にとって本当に受けやすい採用のあり方を模索してきました。その中で同市が新たに選んだのが『harutaka AI面接』です。なぜ自治体がAI面接を導入したのか、そして現場で何が変わったのか。総務人事課の嵯峨様・二木様にお話を伺いました。
事例サマリー
課題
  • 紙の履歴書持参など、受験者の負担が大きく門戸が狭まっていた
  • 「受験者ファースト」な採用の制度設計をしたかった
導入の決め手
  • 受験者が納得するまで何度でも挑戦でき、自己分析や練習にもなる
  • 「話すだけ」で思いを伝えられ、文章入力の負担を軽減できる
  • 限られた対面面接の時間を、質の高い深い対話にできる
結果
  • 発言が正確に文字起こしされ、客観的で精度の高い判断を実現
  • 事前の情報把握により、対面面接でより深く踏み込んだ対話が可能に
  • 何度も挑戦できるプロセスにより、受験者の納得感と満足度が向上

塩尻市とZENKIGENのこれまでの採用におけるAI活用

従来、塩尻市の採用活動では、紙の履歴書を直接持参してもらい、その場で面接を行う形式も採られていました。 しかし、コロナ禍や社会環境の変化をきっかけに、「より多くの人にとって受験しやすい採用の形にできないか」という議論が進み、採用プロセスそのものを見直すことになります。

その中で導入されたのが、『harutaka EF(エントリーファインダー)』でした。 受験者の基本情報から選考に関わる評価情報までをharutaka上に集約して管理することで、選考業務の効率化と情報管理の高度化を実現。さらに、録画動画をAIが解析することで、マークシート式の適性検査を廃止し、時間や場所に捉われず、より多くの受験者に門戸を開く取り組みが始まりました。

こうした取り組みを通じて、塩尻市では「テクノロジーを活用して、より公平で、より開かれた採用を実現する」という方向性が明確になっていきます。 そして、その流れの延長線上で、次の一手として検討されたのが『harutaka AI面接』の導入でした。

変化する時代の中で追求する「受験者ファースト」の形

今回、『harutaka AI面接』をご導入いただいた背景についてお聞かせください。

私たちは、以前から「受験者の目線で、本当に受けやすい採用になっているか」という点を大切にしてきました。 採用は制度設計の観点から、自治体側の視点が中心になりやすい面がありますが、できる限り、受けに来てくださる方にとって負担の少ない形にしたいと考えていました。

『harutaka AI面接』は、受験者が納得するまで何度でも挑戦できますし、面接練習の機会としても活用できます。さらに、その内容がフィードバックレポートとして本人に返ることで、自分の強みや改善点を客観的に振り返ることもできる。 この仕組みは、まさに私たちが目指してきた「受験者ファースト」の考え方に合っていると感じ、導入を決めました。

また、事前にこれまで面接で聞いていたよくある質問をAI面接でカバーしておくことで、限られた対面面接の時間を、より質の高い対話に使えるようになる点も大きな理由の一つです。

受験者も面接担当者も、双方が納得できる選考を

採用フロー中のどのポイントでご活用されていますか?

現在は、エントリーシートの代替手段の一部として、AI面接を活用する予定です。AI面接をこの段階で導入することで、文章入力の必要がなくなり、受験者の負担軽減につながります。入力に時間をかけるよりも、「話すだけで思いを伝えられる」ほうが、受験者にとってもハードルが低いと考えました。

私たちは、できるだけ多くの受験者に面接を受けていただきたいと考えています。受験者の負担を減らすことが、より多くの方にチャレンジしていただける環境づくりにつながれば嬉しいですね。

実際にAI面接を導入して感じられたメリットや変化はありますか?

面接練習をしたくても、一人ではなかなか難しかったり、学校のキャリアセンターなどへ頻繁に行くことができない受験者もいらっしゃると思います。そうした中で、AI面接であれば指定期間内に何度でも挑戦でき、自分自身で良し悪しを確認することができます。それが練習にもなりますし、「自分の足りないところが分かってとても良かった」という声も届いています。

回数を重ねて、本人が納得する内容を提出し、それを私たちが確認する。そうしたプロセス自体が、受験者の納得感や満足度の向上にもつながっていると感じています。

AI面接を導入されるにあたって工夫されたことや注意されたことはありますか?

初めての取り組みということもあり、「AI面接とは何か」と不安に感じる受験者の方もいらっしゃると思いました。そこで、「なぜAI面接を実施するのか」という目的と、そのメリットをしっかりと受験者に伝えることを重視しました。

説明資料についても、単なる制度説明にとどまらず、自治体側の都合ではなく、受験者にとってどのような価値があるのかを中心に整理しています。「こちら側のメリットよりも、受験者側のメリットのほうが大きい」という点が伝わるように意識して作り込み、安心して取り組んでもらえるよう工夫しました。

さらなる「受験者ファースト」を目指して

導入を検討されている他の自治体や企業へ、メッセージをお願いします。

限られた面接時間の質を高めるためには、事前の情報収集が重要になります。AI面接で、あらかじめ話す内容を把握しておくことで、対面の場ではより深く踏み込んだ対話ができ、求める人物像に近い方を見極めやすくなるはずです。 大切なのは、採用側が一方的に情報を集めることではなく、受験者にとってのメリットをきちんと伝えること。その情報発信こそが非常に重要だと思います。まずは気になったら、使ってみることから始めてみてはいかがでしょうか。実際に使っていく中で、見えてくるものも多いはずです。

最後に、今後の展望とZENKIGEN社の印象についてお聞かせください。

私自身、4月に異動してきて採用業務を担当することになり、当初は分からないことも多くありました。しかし、サポートの対応が非常にスピーディーで、疑問点もすぐに解消できた点はとても心強かったです。常にチャレンジを続けているZENKIGENの皆さんの姿を見て、私たち自身ももっと挑戦していかなければならないと刺激を受けながら、プロジェクトを進めてくることができました。

今回の導入で「受験者ファースト」が完成したとは思っていません。運用を続ける中でさらに改善点を見つけ、より受験しやすい環境を追求していきたいと考えています。これからもZENKIGEN社とともに、より良い採用のあり方を目指して取り組んでいきたいです。

嵯峨さん、二木さんありがとうございました。

長野県塩尻市
AI面接選考精度向上
業種
自治体
利用シーン
新卒&中途
従業員数
101〜1000名

長野県塩尻市 総務人事課 嵯峨 様

長野県塩尻市 総務人事課 二木 様

※所属・役職などはインタビュー時点のものとなります。

導入事例紹介

導入事例一覧に戻る
資料請求する

お問い合わせ電話番号

03-4362-7964