WEB面接/動画面接で人事の働き方を変える|HARUTAKA(ハルタカ)

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競合ではなく同志。HRテック市場を切り拓き、誰もが全力を発揮して輝ける社会を作る。

動画面接プラットフォーム「ハルタカ」を提供し、人事採用を支援するZENKIGEN。今回は、同じく動画という手法を使いHRテック市場に参入した、就活マッチングアプリ「ビデオマッチング」を展開する株式会社ビデオマッチング代表取締役 満居優氏を迎え、代表取締役CEOの野澤が対談しました。HRテック業界に参入した2社は、採用にどんな課題を感じているのか?それを解決するために、どんな取り組みをしていくのか。2人の考えるHRテックの未来について伺います。

人材採用業界で感じた「負」を解消するため起業

お二人は大手企業で働いた後にHRテック業界で起業されていますが、どんな思いから会社を作られたのでしょうか。

野澤前職で人事採用に携わる中で、明らかにカルチャーフィットしていない学生との面接に大きな違和感を覚えたのが始まりです。

僕は12年間で約3000人の学生と面談しました。1対1の対面の面接でも、会って数分でカルチャーが合わないとわかる学生もいるんですよ。学生はその面接のために時間や交通費をかけて来ている。面接官も少なくない時間を使っている。にも関わらず、結果は数分でわかっているんです。今の状況はお互いすごく不幸なんじゃないかと感じていました。

起業を考え始めた時、そんな状況が20年以上変わらずあるのがおかしいなと思ったんです。今なら、スマートフォンの普及が進み、スカイプなど遠距離の動画通話も浸透してきている。動画を使った面接プラットフォームがあれば採用の負を解消できると思い、HRテック業界への参入を決めました。

満居僕の場合、前職での経験から、中間マージンビジネスに疑問を持ち始めたのがきっかけでした。

SNSが一般化した今の時代に、個人と個人、個人と企業の間に介在者が入る必要があるのか疑問に感じたんですよね。誰かを介すとコストがかかります。実際、紹介料が高くて人材サービスを使っていない企業様も多数います。

今はSNSやインターネットで、自分でどんどん情報を発信できる時代です。それならば応募者も企業側も、自分の口できちんと自分のことをアピールできる環境をつくり、その上で両者をマッチングすることで効率化できないかなと思いました。

そのお互いを知るためのプラットフォームを弊社が用意する。そうした双方向アプローチモデルの方が時代に合っているのではないかと考えたんです。構想を実現しようとHRテック業界に参入しました。

お二人とも前職で感じられた人事採用の課題を解決するために起業された。そこからどうやって事業を作り、広めていかれたんですか。

野澤面接で感じた採用の負を解消するために、動画面接サービスを開発しました。日本全体で組織生産性の低さが大きな課題になっていたので、そこをなんとかするためにも必要なサービスだと感じていたんですよね。海外のツールをベースに独自の分析機能やソリューションを加えて、人事の悩みを細部まで解決できるサービスに仕立てていきました。

実は日本の採用の領域は、テクノロジーが急速に発展した今でもほとんど変化がありません。特に大企業は、部長クラスが数年間だけ人事部に配属されるという持ち回りのシステムがあり、人事に知見のない人がトップにつくことも珍しくありません。数年間しか担当しない中で改革を起こすのは難易度が高く、変化が起こりにくい。そういった人事部の体制も、何十年も業界に変化が生まれなかった一因なのかもしれません。

そんな業界に新しい提案をしていくのは難しい部分もありましたが、現代は働き方改革や少子化による採用難で、人事部も業務効率化を求められています。そういった時代的なプレッシャーもあって、僕らのサービスを広めていくことができました。

満居僕は、応募者側と企業側の接点を作ることをテーマにサービスを作っていきました。以前広告代理店で働いていたとき、本社内の部署でパッとしなかった先輩が左遷同然の扱いで地方に赴任したら、プロモーションの領域で開花したのを見たことがあるんです。その時、自分の良さを認めてくれる人や場所って本当に必要なんだなと思いました。そうした環境を見つけられた人は、そこで改めて自分の能力に気がついたり、新たな可能性を見出しするんです。自分に合う、自分を認めてくれるものを探せる、そうした接点を増やすことが人材領域でも必要なんじゃないかと。

ビデオマッチングでは、応募者がアプリで動画をたくさんアップすれば、それだけ企業の目に留まる可能性が上がり、接点を生み出すことができます。気になる企業にはリクエストを送り、アピールすることもできる。まだリリースして間もないですが、SNSのように毎日楽しみながらお互いを知って、接点を作っていけるサービスを目指しています。

本当の意味での適材適所を実現するのが、あるべきHRテック

今後はどのような取り組みをされていくのでしょうか。

満居ビデオマッチングでは、今後転職とアルバイト向けの機能を追加リリース予定です。人材業界って、新卒、転職、アルバイト、などきっちり島が分かれていて、しかも島同士で顧客の囲い込み意識がすごいと感じます。それでは効率が悪いとずっと感じていました。もともと新卒向けにスタートさせたサービスでしたが、今まで縦割りが当たり前だった人材サービスを横串にしたいと思っています。

さらに、留学生向けにもサービスを広げていきたいと考えています。日本に来てせっかく色々学んでも、就職が決まらず帰ってしまう留学生はとても多いんですよ。日本語学校と提携して展開できればと思っています。

野澤面白いですね。うちでは、10月に面接官サポートAIサービス「ZIGAN」を一部企業においてリリースします。これまでは面接を効率化することが主なアプローチでしたが、次はその一歩先、面接の質を上げるのが目的です。

実は採用における面接官の存在は非常に重要で、面接官の印象が悪くて志望を辞めたという方は85%もいるんです。印象の悪い面接官に対しては、応募者は言いたいことが言えず、本来の自分を出せないかもしれません。そこで、面接官の声や表情をAIで分析し、数値化してフィードバックすることで、面接官が相手に与える印象を改善し、面接の場の質を上げようと考えています。それによってミスマッチを減らし、僕らのミッションである「人が全機現できる社会」、つまり人が自分の能力を最大限に発揮できる社会を実現していきたいと思っています。

満居「全機現」に次いで、ZIGANのサービス名も「慈眼」という禅の言葉から取られているのが、御社っぽいですね。

野澤そうそう(笑)。「AI×HRテック」だと面接の自動化の方へ進んでしまいがちなんですが、僕はそれはやってはいけないと思っていて。実際、ある調査ではAIによって合否を判断される採用に、7割の応募者が嫌悪感を抱くことがわかっています。

今は何でも効率化が大事だと言われがちですが、実際に会ってみてなんとなく合うとか、好きとか、一緒に働きたいとか、そういう感覚をもっと大事にすべきなんじゃないかと思います。そのためにテクノロジーを活用しているイメージですね。

満居おっしゃる通りですね。僕もより良い面接の場づくりにAIを使うべきだと思っています。僕は例えば、今まで属人的だった「企業にとって必要な人」の定義づけができないか構想中です。それぞれの企業にとっての「良い人材」の共通認識って、意外とバラバラなんですよ。例えば、面接官にすごく評価されて入社した人が、配属先の上司には全く評価されず、すぐに辞めてしまう事態も起きています。

必要な最低限の素養を企業ごとにちゃんと抽出して、それを面接官が認識して面接に臨めば、もっとミスマッチは減るんじゃないかと思います。

野澤そうですね。面接体験を最高にするという意識が日本中に溢れたら、ミスマッチは減らせると思うんです。ミスマッチを無くして、適材適所で人が活躍できるようにする。これは日本だけでなく、世界中で重要な問題だと思うんですよ。

満居本当にそうだと思います。風土が合って、雰囲気が合って、自分を活かせる場所を見つけられる人が増えたら、すごく面白い社会になる。転職にビビる若者も減ると思うんですよね。合わないし活躍できない環境にいるのに、働ける場所がないんじゃないかとか、自分は受け入れられないんじゃないかとか、そう思って転職をビビってしまう若者を減らしたいんです。

野澤大企業にも、ミスマッチによって組織で活躍が出来ず、かといって辞めるのも難しい状況の人はたくさんいると思います。これは日本にとっての損失でもあるし、何より本人にとっても幸せではないはず。だからやっぱりテクノロジーの力を使って、適材適所、全機現することが重要だと思うんですよ。一人一人が全機現できていれば、自ずと生産性も上がるはず。そういった使い方こそが、あるべきHRテックの姿だと思います。

一人ひとりが自分の力を発揮できる社会を目指す

お二人は一見競合のようにも見えますが、同じ方向を目指していらっしゃるんですね。

満居そうですね。僕は以前から野澤さんのインタビュー記事などを拝見させていただいていて、素敵な考え方をする方だと思っていました。だから、初めてお会いできた時は嬉しかったし、今日もまだまだ語り足りないくらいです。お酒があればあと3時間くらい(笑)

野澤のちほどゆっくり(笑)僕は満居さんを、同志だと思っています。通底している価値観がすごく近いし、同じ課題意識を持ってこの業界で先頭に立って行動を起こしている方なので。広い視点で見た時に、HRテックで何を解決してどういう社会を作ろうとしているのか、求めている未来が同じなんですよね。

満居腹のなかにあるものが似ているからこそ、お話しすると新しい発見が生まれてすごく面白い。こういう会話ができるのはアナログのコミュニケーションの良さですね。実際にさっきお話しした留学生の採用や、僕らが強みを持っている地方企業の採用などに、御社のサービスは合っていると感じます。ビデオマッチングを入口にして、御社の面接サービスへ飛ばすような仕組みができたらいいですね。

野澤良いですね。いろいろな場面で連携を取りながら、今後も共にHRテック市場を切り拓いていきたいです。

粟村 千愛

WRITER

粟村 千愛

福島県の地方紙の新聞記者として、2年半働く。福岡で地域情報誌の広告アシスタントを勤めたのち、関東へ。 人生のシェアリングサービス、『another life.』編集長。株式会社ドットライフ編集部員。

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