地方学生を採用したい企業必見!注目の採用手法とは?
「都市部は若者が多いから採用しやすいと考えていたのに、全然学生が採用できない」
「そもそも都市部には有名企業の本社が多いから、思ったよりも競合が多い」
2018年度の採用では、都市部の大企業や有名企業も採用に苦戦する状況でした。売り手市場であり、都市部に本社がある大企業から中堅企業も採用に苦戦しており、なかなか採用できないというのが現状です。
そこで、注目を集めているのが地方学生の採用です。都市部にある大学の学生だけではなく、地方の学生に目を向けることで採用困難な状況を打破できる可能性があります。
この文章を読めば、具体的に地方学生を採用する方法とメリットが分かります。
目次
激化する新卒採用競争
「全く新卒が採用できない。いったいどうすれば採用できるんだ」
これまではなかばルーチンワークのようにこなしていけた新卒採用に、いま、大きな変化が起こっています。売り手市場になり、新卒が採用できない企業が増えています。各企業が人手不足倒産などを恐れて、過剰に学生を採用していることに原因があります。
大企業や人気企業が定員以上に内定を出して学生を確保するなど、積極的な採用活動をしていることで本来は中堅クラスの企業にも流れてくるべき人材が、人気企業や大企業に奪われてしまっているのです。
地方の学生を採用するメリットとは
地方の学生を採用するメリットとして、以下のメリットがあります。
・勉強やスポーツ専念してきた真面目な人材が多い
・営業職必須の運転免許取得率が高い
・他の会社にとられる可能性が低い
・地方に再配属しやすい
地方学生を採用するメリットについてそれぞれ解説させていただきます。
(1)勉強やスポーツに専念してきた真面目な学生が多い
地方の大学の学生は娯楽施設が本当に少ないということもあり、勉強やスポーツなどに真面目に打ち込んできた学生が非常に多いです。遊びに行こうにも遊べる場所が限られているので、自然と勉強とスポーツに打ち込みます。真面目な人材が絶対に欲しいと考えている場合には、非常に良い人材がいる可能性があります。
(2)営業職必須の運転免許取得率が高い
地方の学生は、営業職必須の運転免許を取得している確率が高いです。都市部の学生を採用しようとすると、運転免許証を持っていないことが多々あります。営業職に配属しようと考えている場合、車が運転できないと不便なので、会社負担で免許を取らせにいくことが多いです。
いざ配属して実務につかせるとお客様の駐車場で奇麗に駐車できないなど、問題が起こります。地方の学生は普段から足として車を使っていることが多いので、配属後も安心できることが多いです。
(3)他の会社にとられる可能性が低い
都市部と比較すると地方の企業は絶対数が少なく、企業規模も小さいこともあり、滅多に内定辞退をされません。上場企業で、地方の学生を実際に採用すると「こんな大企業ならやめるわけにはいかない」と離職率も低くなる傾向にあります。
(4)地方に再配属しやすい
最初は東京本社にいても、全国展開している大企業なら、地方にいつかは配属される可能性があります。元々、支店のある地域の大学出身者を採用しておけば、地方に異動させる際も、スムーズに受け入れてくれることが多いです。都市部の出身者であると地方配属を「都落ち」のようにとらえてしまってモチベーションが下がったり、離職につながることもあり得ます。
地方学生を採用する上で起こる問題点
地方学生を都市部の企業が採用したいと考えたとき、地方の学生には大きな金銭的な負担がかかります。わざわざ地方から都市部に出向いて面接を受けるために交通費がかかってしまう上に、たった2時間足らずの選考のために、2日以上講義を休まなくてはならないなどのデメリットです。
交通費を企業が支給するようにしても、学校を休まなくてはならないなどの大きなデメリットがでてきます。そこで、次は地方学生の負担を出来るだけなくして、採用する具体的な方法について説明いたします。
地方学生を採用する具体的な方法
地方の学生を都市部の企業が採用したいと考えたとき、以下の方法があります。
・地方大学に出向いて、大学内で新卒向けの企業説明会に参加する
・地方大学内にブースを借りるなどして、面接を実施する
・インターネットを活用して、オンライン面接をする
それぞれについて解説します。
(1)地方大学に出向いて、大学内で新卒向けの企業説明会に参加する
地方大学に都市部から採用担当者が出向いて、新卒採用をする方法があります。
企業説明会を大学内で実施しているような大学に電話をするなどして、場を設けてもらうというのが現実的です。
(2)地方大学内にブースを借りるなどして、面接を実施する
地方大学内でブースを間借りして、面接選考を実施するのも有効な手段です。
特に授業時間の間に調整して、参加してくれる学生も多いので、非常に人が集まります。学生の学業の邪魔をしないので良い手段といえます。
(3)インターネットを活用して、オンライン面接をする
インターネットを活用して、地方学生のスマホやパソコンを使って、WEBで面接をするという手段があります。もしも学生がパソコンを持っていなくとも、スマホさえあれば実施できますし、大学によってはパソコンを貸与したり、情報室などに設置したりしていることもあります。WEB面接システムを活用することで、時間の問題や移動の問題なども一気に解決できます。
例えば、エントリー段階では動画投稿形式の動画面接などを利用して自己PR動画を投稿してもらう形にすれば、書類だけでは判断できない人柄なども事前に確認できるので、学生と企業のミスマッチも防げます。また、一次面接や二次面接まではWEB面接を活用し、重要な役員面接などの最終面接だけ本社に来てもらう形を取れれば、それだけでも双方の負担が軽くなり効率的になりますね。
採用DXサービス「harutaka」を活用して、地方学生を採用しよう!
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売り手市場が続く中、学生の選考への負担を減らしたり、ミスマッチをなくしたりする取り組みは今後さらに広まっていくと考えられています。harutakaのWEB面接を活用して、地方学生の採用に挑戦してみてはいかがでしょうか。