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面接官も印象が大事!好印象をあたえる面接官の態度や服装とは?

「求職者に良い印象を与えるにはどうしたらいいんだろう」
「どのような態度や服装で面接をすれば、求職者に好印象を持ってもらえるのだろうか」
面接官の印象は非常に大切で、好印象を求職者に与えられなければ、入社してもらうことが難しい時代になっています。面接官の印象が良ければ、知名度の低い会社であっても、良い人材を獲得できる可能性があります。この文章を読めば、求職者に対して面接官がどのような態度で面接に挑めば好印象を与えられるのかが理解でき、採用力をアップすることができます。
採用担当者として面接の態度などについて悩んでいる方は、ぜひ、最後まで読んでいってくださいね。

好印象を与えるために、清潔な髪型と服装を心がける

好印象を与えるためには、面接官自身が清潔な髪型と服装を心がける必要があります。
特に髪の毛の色はできれば黒が良いですし、髪の毛も整えられているほうが良いといえます。面接官自身が身なりをしっかりと整えていないと、それだけで応募者も不安になることがあります。必ず、清潔感のある身なりを心がけるようにしましょう。

笑顔を心がける

面接官は笑顔を心がけるようにしましょう。
面接官自身が暗い表情をしていると、「この会社は暗い人が多い会社なのかな」とあらぬ疑いを招きます。出来るだけ面接中は朗らかで明るい雰囲気を出せるように笑顔を心がけるようにしましょう。自然な笑顔が求職者にとっては魅力的に映ることがあります。

上から目線は絶対NG!求職者に選んでもらう時代に突入した

面接官の態度として、求職者の方に対して上から目線に捉えられるような態度はとらないようにしましょう。

・椅子にふんぞり返っている
・求職者が会社内で移動しているときに見かけても挨拶をしない
・猫背で接してしまう

面接官が椅子にふんぞり返っているとそれだけで偉そうな印象になってしまいます。
求職者が会社内で移動しているときに挨拶をしないと、それだけで求職者は「歓迎されていないのかも」と委縮します。面接官が猫背で求職者に接してしまうと、自信なさげに見えるため、「あんまりこの会社は自信をもって仕事をしていないのかも知れない」と思われる可能性が高くなります。堂々と接しつつ、偉そうに見えない態度で面接をすることが大切です。人材不足の時代に突入しており、採用する人を選ぶ時代から企業が選ばれる時代に突入しているので、出来るだけ好印象を与えられるような態度をとることが望ましいです。

スーツか私服か、どちらで来るかを指定したほうが求職者は迷わないで済む

スーツか私服か、どちらで来るかを指定したほうが求職者は迷わずに済みます。
会社によってはスーツではなく、カジュアルな格好をしている場合もあります。会社の方針によって面接時の服装指定は様々ですが、出来るだけ求職者が迷わないようにしましょう。最近ではカジュアルな雰囲気を出すために「私服で面接に来られても大丈夫ですよ」というアナウンスをする企業もありますが、出来ればスーツか私服か指定してあげたほうがよいといえます。

理由として、スーツでも私服でも良いと伝えて面接官の服装がスーツだったりすると、求職者は違和感を感じてしまうためです。服装を指定したほうが求職者は迷うことなく面接に来ることができます。求職者の立場に立ってみれば、私服でも良いからと言われて面接に私服で向かったら、面接官はスーツを着込んでいた、あるいは、他の面接を受ける求職者がスーツの人ばかりだったというのではストレスに感じます。

求職者の立場に立って好印象を与えるためには、出来るだけ求職者の立場に立って服装指定などの案内を出したほうが良いといえます。

いきなり質問に入る前にアイスブレイクをいれる

面接でいきなり質問に入るのではなく、出来ればアイスブレイクを入れるようにしましょう。
面接を受ける側は面接官が想像する以上にプレッシャーやストレスを感じています。いきなり質問に入ってしまうと緊張状態の中で面接をすることになってしまうため、求職者も質問に答えるまでに時間がかかってしまうなど、ベストな状態になれません。軽い雑談を行いアイスブレイクをすることで、面接官とコミュニケーションを取りやすくなり緊張を解くことができます。

面接官自らが名乗ることで、対等の関係となる

求職者は面接官に対して、履歴書で年齢・住所など個人情報を開示しています。
一方で面接官は名前も顔も知られていません。アンフェアな状態なので、出来れば面接官は氏名を名乗ることが好ましいです。「本日、面接を担当させていただく人事部の○○です」という風に、名前を名乗るだけでフェアな状態になります。面接官と求職者はあくまでも対等の関係なので、お互いがフェアな状態で面接を行うことには大きな意味があります。

名刺交換はするべきか?しないべきか

面接官を知ってもらうという意味で、名刺交換をする会社も存在します。
名刺交換をするべきかどうかについては会社によって考え方が異なりますが、面接の場に名刺を持ってきていない求職者の方もたくさんいらっしゃいます。名刺交換を強制するのではなく「本日は名刺を持ってこられましたか」という風に聞いてから、なければ名刺交換をせずに、あれば名刺交換をするという風に柔軟に対応するとよいといえます。強制してしまうと求職者は「ああ、しまった。名刺を持ってくるべきだったのに持ってこなかった」と感じてしまいます。強制するのではなく、機会があったら名刺交換しようと考えるほうが良いですね。

採用すると決めた人材には、少し厳しい質問をするほうが良い

面接をしていく中で、「この求職者は非常に良いな。一緒に働きたいな」と思った場合は、少し厳しめの質問をするようにしましょう。内定が出たということであれば、採用後に印象を良くする機会もありますが、内定を出さない場合は、そのまま書類や電話、メールなどで一方的に不採用を告げて終わりになるため、印象を回復させることが難しくなります。

面接選考で不採用にした場合、求職者からは悪い評価を下されることが多いため、出来るだけ落とす人ほど褒めるようにして、気分良く面接選考から帰ってもらうようにしたほうが「ギリギリのラインで落ちたのかな。惜しかったな」という心理になりやすいといえます。落とす人ほど褒めるようにして、合格する人ほど厳しい言葉をかけると、好印象を保つことができます。

まとめ:面接官は企業の顔であることを認識する

面接官は企業の顔であることを認識することが最も大切であるといえます。
求職者にとっては、縁故入社の場合などを除いては、面接官が初めて会うその会社の社員となるためです。入社辞退や選考途中での辞退者が1人でも発生した場合、何が原因となって辞退が起こっているのかを面接官自身が考えて、経営者や人事部員と相談するなどしたほうがよいといえます。
企業側だけで考えても答えが出ないことも多いため、経営者や人事部員が集まるセミナーなどに参加して、採用に成功している他社がどのような採用方法をとっているかを考えるようにするのも良い勉強となります。面接で好印象を与えて、優秀な人材を採用できるように工夫をしてみましょう。

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