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アルバイト採用を成功させるコツは?面接において重要な”スタンス”

「アルバイト採用がなかなかうまくいかない。すぐにやめられてしまって定着も悪い」
「面接の仕方が良くないのか、辞退率が高い。どうすればよいのだろうか」
正社員は65歳まで雇用することが前提なのに対して、アルバイトは短期の雇用なので、どれくらい熱意などを見ていいのか分からないという悩んでしまいますよね。求人難に陥っている昨今、アルバイト採用の面接は難易度が高く、実はアルバイトの採用は、正社員を採用するよりも難しいという状況に陥っている企業も多いです。この文章を読めば、アルバイト採用を成功させるコツがわかり、面接をスムーズに進めることが可能です。アルバイトの採用で悩んでいる方は、参考にしてくださいね。

アルバイトの面接は、面接官自身の認識が重要となる

アルバイトは長期間の雇用を前提としたものではなく、短い期間での雇用となることも多いです。そのため、アルバイトを採用する側の面接官自身が何に重きを置いて面接するのかどうかを決めておかないと、採用において軸がぶれるという現象が起こります。アルバイトに対して入社後に期待していることや、どのような働き方をしてもらいたいのかなど、事前に面接官自身が認識しておく必要があります。テキパキ単純作業をして欲しいのか、自分である程度は仕事を覚えたら、あとは自由に仕事をしても良いと考えているのかなど、アルバイトに求めることを先に明確にしておきましょう。周囲とうまく協調して仕事をして欲しいなど、アルバイトにどんな風に働いてほしいのかを明確にしておかないと採用後もミスマッチなどで苦労することになります。

次は、アルバイト採用の難しさについて解説します。
アルバイトの採用に苦戦している方は、是非最後まで読んでみてくださいね。

現在の採用情勢的には、実はアルバイトが一番採用しにくい

正社員求人が数多く出ており、職歴のない34歳の方でも優良企業から正社員で内定が出るという状態になっています。アルバイト求人を受けるなら、正社員求人にトライしようという若年層が増えてきています。その中でもアルバイトを選んでくれる人材の中から採用しなければならないという状況のため、採用基準を下げる必要性がある状況です。

次は、アルバイト採用の面接のやり方について解説します。
どうすれば入社意欲を高めてもらえるのかについて解説しますので、絶対に読んでいってくださいね。

アルバイト採用は、どれだけ気持ちよく面接を受けてもらえるかを考える

アルバイトを採用する場合には、どれだけ入社したい!と思ってもらえるかどうかがカギとなってきます。有効求人倍率が高くなっており、アルバイトの求人は山ほど出ている状態です。そのため、正社員採用以上にアルバイト採用の方が難易度が上がってきているという認識を持ち、気持ちよく面接を受けてもらえるような声掛けを応募者に行うことが大切です。
具体的には、以下のように応募者を褒めるという方法がおススメです。
・趣味や経歴などを見て、素晴らしい経験をされてきていますねと伝える
・笑顔が素敵ですね、などの表情を褒める

など、出来るだけ企業に対して応募者が好印象を持ってもらえるようにすることが大切です。

応募辞退を防ぐために有効な方法

応募辞退を防ぐのに有効な手段として、面接の前日に電話または、メールを入れるという方法が効果的です。アルバイトの面接は意外と当日になって応募者が来ないといったことや、面接日程を勘違いしていたという応募者の方も多いです。人事担当者が事前にメールや電話連絡でリマインドしておくことで、辞退率は下がります。また、応募する側も「わざわざ電話してくれるくらい意識してくれているんだな」と、安心感を得ることができます。

求人広告にどんな人が働いているか顔写真を掲載するなど工夫をしよう!

求人広告を掲載する際には、どんな人が働いているのかが分かるように働いている人たちの写真を掲載するようにしましょう。多少の手間はかかりますが、人事担当者で面接官を担当する社員と、アルバイト先の人たちの顔写真を載せておくとそれだけで面接に応募者が応募しやすくなります。実際に働いてみるまで従業員の顔が見えないということは大きな不安要素となりますので、積極的に採用ページに働いている人の顔を掲載するようにしましょう。

本気度を問いだけではなく、どんな風に働きたいのかをしっかりと見抜くことが大切

アルバイトを採用するにあたっては、応募者がアルバイトを選んだ理由が必ずあります。正社員求人がこれだけ多く出ている中でアルバイトを選んで働きたいと思って面接に来ているため、働き方の部分でどんな働き方をしたいのかを見極めるようにしましょう。特定の時間帯にしか仕事をできない事情があるから、あえてアルバイトを選んでいる方も多いので、そこを汲み取った面接をすると採用後にミスマッチが起こりにくいです。
そのための質問としては、以下の質問が有効です。

・1か月のうち、どれくらいの日数、アルバイトに入っていただけますか
・働けない時間帯などございませんか
・出来れば土日入っていただけるとありがたいのですが、いかかがでしょうか
・なぜこのアルバイトをしようと考えましたか

それぞれについて解説します。

(1)1か月のうち、どれくらいの日数、アルバイトに入っていただけますか

一ヶ月のうち、入れる日数などの確認をするようにしましょう。
特にアルバイトを採用する場合には職場が繁忙期になっていたり、日数が入れないと戦力化するまでに時間がかかるなどの問題があります。学生をアルバイト採用する場合など、授業の時間帯はアルバイトに入れないですし、テスト前などもシフトに入ることが難しくなります。

(2)働けない時間帯などはございませんか

主婦の方をアルバイトで雇用する場合には、子供の世話や夕飯の支度などで、残業や就業不可能な時間帯があることがあります。
配慮をしつつ、どうしても入ってほしい時間帯があれば伝えるようにすることで、採用後のギャップを減らすことができます。

(3)出来れば土日入っていただけるとありがたいのですが、いかかがでしょうか

アルバイトを採用する場合、土日に正社員が働けない時間帯に働いてもらうことが前提の場合や、飲食店であれば、土日のお客さんが一番多い時間帯にシフトを組むことがあります。特定の時間帯に入れるかどうかは必ず確認しておきましょう。

(4)なぜこのアルバイトをしようと考えましたか

なぜこのアルバイトをしようと考えたのかの理由を聞くようにしてみて下さい。
アルバイト面接なので志望動機までは問わない、というスタンスでアルバイトの面接をしないという企業もあります。しかし、どんなイメージを持ってアルバイトをしようとしているかの確認をしておくと、応募者の仕事に対するスタンスが見えるため、出来れば確認するようにしましょう。

まとめ

アルバイトの採用に当たっては、採用担当者自身が、アルバイトにどんな役割を担ってもらうのかを明確化するようにしましょう。応募辞退を防ぐために前日にリマインドすることを忘れないようにしましょう。どれくらいにシフトに入ってもらえるのか、どんな風に働きたいのかを面接の場でしっかりと聞き出し、自社にマッチした人材を採用できるようにしましょう。

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