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初めての面接官が聞くべき7つの質問!新卒・中途それぞれで解説!

「初めての面接官だ。いったいどんな質問をしたらいいんだろう」
「初めての面接でどんな風な態度で面接すればいいのか分からない。不安だ」
初めての面接では、どんな風に応募者の方に接したら良いかが分からずに、不安になりますよね。初めての面接官を務めるときに来る不安は、あらかじめ質問を用意しておくことで解消することができます。この文章を読めば、初めての面接官が失敗せずに面接で質問をすることが出来るようになります。初めての面接官で勝手が分からずに面接に挑むから不安だ、という人事の方は、最後まで読んでいってくださいね。

初めての面接に挑むにあたって、失敗しないための心がけ

初めての面接に挑むにあたっては、自分自身が会社の代表となるということを忘れないようにしましょう。学生(新卒)や中途採用問わず、応募者にとっては、面接官がその会社を代表する人となります。面接の場で、笑顔が少なかったり、応募者に対して不遜な態度をとってしまうと、それだけで応募者の印象が悪くなってしまいます。また、応募者は、人事が一生懸命作った求人広告を見て応募に来てくれた貴重な存在です。面接業務が初めてで緊張をするのは仕方のないことですが、緊張感のあまりに応募者に適切な対応をとれないという事態は避けるようにしましょう。出来るだけ笑顔を心がけて、会社に対して良い印象を持ってもらうことも面接官としての大切な心がけの一つです。

馴れ馴れしさとフランクさは紙一重。場の雰囲気をわきまえよう。

馴れ馴れしさとフランクさは紙一重であるといえます。応募者の方の年齢が自分より下な場合に、うっかりと敬語を忘れてしまう面接官の方もいます。出来れば面接業務に慣れないうちは敬語で接するようにしましょう。面接業務に慣れてきて、自分の持ち味が面接中に出せるようになれば、応募者への接し方も分かってきます。しっかりと面接業務を遂行できるようになるまでは敬語を使い、応募者に対して気配りをするようにしましょう。

面接が初めての人事が学生に聞くべき質問

面接が初めての人事が学生に聞くべき質問を紹介します。面接が初めての人事の方でも事前に質問を準備しておくことで、スムーズに面接を進めることができます。何を質問するのか、どんなことを知りたいのかなどを自分の中で整理してから、面接の場で行う質問を考えるようにしましょう。
具体的には、以下のような質問が面接初心者にはマッチしているといえます。

・自己紹介をお願いします
・熱中したことや好きなものはありますか
・どんな時にストレスを感じますか。ストレス解消のために心がけていることはなんですか。
・学生時代に最も力をいれたことはなんですか

それぞれについて解説します。

(1)自己紹介をお願いします

学生に対してアイスブレイクも含めて、自己紹介を聞くようにしましょう。学生にとっては、面接の場で緊張をしていることが多いため、いきなり質問をするのではなく、緊張をほぐすようにしましょう。自己紹介であれば、他の質問よりも面接官も質問しやすく、応募者もすぐに回答できるため、質問しやすい雰囲気を作りやすくなります。

(2)熱中したことや好きなものはありますか

学生は職歴がないため、熱中したことや好きなものを聞くようにしてみましょう。学生の性格などが理解できるため、良い質問であるといえます。学生の熱中したことや好きなものから、会社で仕事をしている姿のイメージを掴むようにしましょう。

(3)どんな時にストレスを感じますか。ストレス解消のために心がけていることはなんですか。

どんなときにストレスを感じるのかから、ストレス耐性を見抜くようにしましょう。また、同時にストレス解消の手段を持っているかは確認するようにしましょう。メンタルヘルス対策なども企業に求められる時代になっていますが、企業の力だけでは限界があります。ストレスを感じたら、どうストレス解消をするのかの手段を持っているかは重要な確認事項です。

(4)学生時代に最も力をいれたことはなんですか

学生時代に最も力を入れたことを聞くことで、学生の特性を見抜くようにしましょう。特に、なぜ力を入れたのかを聞くと、より学生の行動する姿勢が見えるといえます。出来るだけ深堀して質問をするのも良いです。

面接が初めての人事が中途採用者に聞くべき質問

面接が初めての人事が中途採用者に聞くべき質問を紹介します。中途採用者に対する質問は、学生に対する質問とは異なり、会社で実際に活躍できるかどうかをより深く確認する必要があります。具体的には、以下の質問をしてみることをおすすめします。

・普段の業務の進め方について教えてください。todoリストなどはつけられていますか
・当社に転職してから実現したいことはありますか
・顧客とはどのようなスタンスで接せられてきましたか
・業務で活用するツールやシステムはどのようなものでしたか。PC操作は得意ですか

それぞれについて解説します。

(1)普段の業務の進め方について教えてください。todoリストなどはつけられていますか

普段の業務の進行管理をどれくらいしっかりとしているかについて確認するようにしましょう。仕事の進捗をしっかりと確認して周囲と相談したり、自分なりの仕事管理の方法を持っている方は優秀な傾向にあります。仕事の管理能力を確認する意味でも、ぜひ、質問してみて下さい。

(2)当社に転職してから実現したいことはありますか

転職希望者の方には、会社に転職してから実現したいことがあるかどうかを聞くようにしましょう。応募者が会社に転職してきてから、どれくらい仕事に対して熱意を持っているかを確認することが出来るためです。転職してから実現したいことを論理的に答えるには会社の情報をしっかり調べて、求人票の内容を精査しておく必要があります。会社に入社する意欲を確かめる意味でも有効な質問です。

(3)顧客とはどのようなスタンスで接せられてきましたか

営業職等のお客様と接する部門で働く方を採用する場合には、顧客対応のスタンスは必ずチェックするようにしましょう。会社によって、顧客対応はスタンスが異なるため、応募者のスタンスと会社のスタンスが違っていると、入社後にトラブルになりやすいといえます。

(4)業務で活用するツールやシステムはどのようなものでしたか。PC操作は得意ですか。

前職で活用していたシステムやツールがどんなものだったかを確認するようにしましょう。また、PCが活用できるかどうかもチェックしておきましょう。特に年配の転職希望者の方の中には、PCスキルが低い人も存在しているため、出来るだけしっかりと確認するようにしましょう。

まとめ:

初めての面接では緊張をする場面も多いと思いますが、出来るだけ応募者には笑顔で接するようにしましょう面接官として会社の印象を良くできるようにしましょう。学生と中途採用者では質問内容を変えるようにして、事前に面接時に聞くことを整理するようにしておきましょう。学生は性格を見抜く質問をするようにして、中途採用者は即戦力になれるかどうかなど、仕事のスキルを見抜くような質問をすることが効果的であるといえます。初めての面接官は緊張しますが、会社の代表として堂々と面接ができるように準備するようにしましょう。

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