使いやすさや機能の違いは?Zoomと他WEB会議ツールを比較!
WEB会議ツールの中でも、多くの企業が利用しているZoom。機能が豊富で誰でも簡単に使用できることが特徴ですが、他のツールと具体的な違いはあるのでしょうか?この記事ではビジネス利用で役立つZoomの機能と、他のweb会議ツール7社との機能比較を表でご紹介します。
目次
Zoomのプラン紹介
Zoomは無料で使用することができますが、機能が充実した有料プランもあります。有料プランのなかにも4つの種類があり、金額や機能がそれぞれ異なります。まずは必要な機能や企業の規模によって、プランを検討してみるといいでしょう。
参考:https://www.zoom.style/plan
Zoomの主な機能
1.チャット機能
チャット機能を利用すれば、同じ会議に参加している人にメッセージを送ることができます。ファイル送信ボタンをオンにすると、メッセージだけでなくファイルの送信も可能に。詳細設定を行うことで、チャットの内容を暗号化することもできるので、セキュリティー面も安心です。
2.画面共有機能
会議中に、自分が表示している画面を参加者に共有することができます。デスクトップが表示されるため、資料の共有やプレゼンテーションだけでなく、PCの操作案内をする際にも役立ちます。ただし会議の参加者はホストの許可がないと、画面共有を行うことはできません。
3.録画機能
無料のプランでも会議の録画を行うことが可能。会議を録画しておくことで議事録の作成がしやすくなったり、参加していないメンバーへの共有も簡単に。現在は英語のみの対応になりますが、自動で文字起こしをしてくれるトランスクリプト機能がついている有料プランもあります。
3.遠隔サポート機能
「リモート制御」というPCの遠隔操作ができる機能があります。遠隔操作をする方がリモート制御のリクエストを送り、承認されると操作可能な状態に。社内の使用だけでなく、お客様に操作方法を共有する場合などに役立ちます。
Zoomのメリット
導入が簡単
Zoomは簡単にツールの導入を行うことができます。公式サイトからアプリをインストールしたら、生年月日などの個人情報を入力するだけ。会議も簡単に設定することが可能。細かい設定が不要なので、まずは試してみたいという方におすすめです。
通信回線が安定している
独自の圧縮技術により長時間の会議でも安定した通信を行うことができます。会議中に通信が途切れてしまうというリモートの難点を防ぐことができることは、最大のメリットと言えるでしょう。
アプリ不要、URLだけで会議に参加可能できる
Zoomはホストから送られてきたURLを開けばすぐに会議に参加ができます。専用のアプリをインストールする必要がないので、大人数が参加したり社外と行う会議でも気軽に行うことができますよ。
web会議ツール詳細機能を比較
Google Meet
Google社が提供する会議アプリツール。会議中のチャット機能や画面共有機能、バーチャル背景機能(ブラウザでChromeを使用している場合のみ)などを利用することができます。
【特徴】
・無料で利用できる(3人以上の会議は60分まで)
・ブラウザ上で全機能の利用が可能なのでアプリをインストールする必要がない
・万全なセキュリティ対策で不正使用などのリスクを防げる
【料金プラン】
・無料版
・Business Starter(価格 : JPY ¥680 / 1ユーザーあたりの月額)
・Business Standard(価格 : JPY ¥1,360 / 1ユーザーあたりの月額)
・Business Plus(価格 : JPY ¥2,040 / 1ユーザーあたりの月額)
・Enterprise(価格 : 企業ごとに見積もり)
参考:https://workspace.google.co.jp/intl/ja/pricing.html
Microsoft Teams
Microsoft社が提供するweb会議ツール。チャット機能やファイル管理機能、画面共有機能などを利用することができます。
【特徴】
・無料で利用できる
・WordやExcel、PowerPointなど、Microsoft365との連携が可能で業務の効率化に繋がる
・チャットや通話、ビデオ会議をTeamsだけで利用できる
【料金プラン】
・無料版
・Business Basic(¥540 ユーザー/月相当)
・Business Standard(¥1,360 ユーザー/月相当)
・Office 365 E3(¥2,170 ユーザー/月相当)
※価格には消費税は含まれていません。
参考:https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-teams/compare-microsoft-teams-options
Skype
Microsoft社が提供する通話サービス。1対1での会話が主流ですが、グループでのビデオ通話も可能なのでWEB会議ツールとして利用することができます。
【特徴】
・アカウントを持っていれば、世界中どこでも無料で会話ができる
・一般電話や携帯電話への発信も可能(クレジットまたは月額プランが必要)
【料金プラン】
・無料版
・月額プラン(¥1,750/携帯電話と固定電話 無制限通話)
・プリペイドプラン(¥610、¥1,220 ¥3,060)
参考:https://secure.skype.com/ja/international-calls
V-CUBEミーティング
導入実績5,000社以上の実績を誇るWEB会議ツール。録画やチャット機能はもちろん、アンケート機能や会議の状態がわかるステータス機能、音声の翻訳機能など、ほかツールにはない機能が利用できます。
【特徴】
・ブラウザのみでの利用が可能で、アプリのインストールが不要
・世界最新・最高レベルの映像・音声技術の新規採用により、高画質・高音質と安定した通信を行うことができる
・Office 365 との連携が可能
【料金プラン】
企業ごとに見積もり
参考:https://jp.vcube.com/service/meeting
Chatwork
チャットをメインとした中小企業向けのツール。ビデオ・音声通話も可能なので、WEB会議ツールとして利用することができます。
【特徴】
・チャットや通話、ビデオ会議をChatworkだけで利用できる
・サービスの利用はChatworkへの登録が必要
【料金プラン】
・Business(¥500:1ユーザー/月)
・Enterprise(¥800:1ユーザー/月)
※料金は年間契約
参考:https://go.chatwork.com/ja/features/?click=header-navi
Slack
社内コミュニケーションツールとして多くの企業が導入しているSlack。チャット機能がメインですが、ビデオ・音声通話が可能なので、WEB会議ツールとして利用することができます。
【特徴】
・チャットや通話、ビデオ会議をだけでSlack利用できる
・GoogleドライブやOffice 365 との連携が可能
・サービスの利用はSlackへの登録が必要
【料金プラン】
・Standard(¥850/年払いの場合、¥960/月払いの場合 )
・Plus(¥1,600/年払いの場合、¥1,800:/月払いの場合)
・Enterprise Grid(企業ごとに見積もり)
※料金は1人あたりの月額
参考:https://app.slack.com/plans/T10TJGUSW?geocode=ja-jp
条件に合ったツールの導入を
WEB会議ツールには、zoomのようなビデオ通話専門のものからチャットがメインのツールなど、さまざま種類があります。料金や機能もそれぞれ異なるので、より自社にあったツールを導入し業務の効率化を目指しましょう。