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ジョブマッチング制度を解説!フローやメリット、学校推薦との違いは?

企業と就活生を効率的に引き合わせる「ジョブマッチング」をご存知でしょうか?ジョブマッチング制度は採用活動や就活方法のひとつですが、実は採用側と応募者側の双方にメリットがあるため、ジョブマッチング制度を利用する企業が増えてきています。この記事では、ジョブマッチング制度と学校推薦との違いや、企業がジョブマッチング制度を導入することで得られるメリット・デメリット、導入する際の実際のフローなどを解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

ジョブマッチング制度とは

ジョブマッチングとは、自分が勤めたいと希望する企業の各部署と面接を行い、就職につなげる制度のことを指します。

主に技術・エンジニア系の職種で導入されることが多いので、理学部系を専攻している学生に多く利用されています。あらかじめ配属される部署が決まっているため、企業は即戦力となるような人材を確保することができます。

ジョブマッチング制度と推薦の違い

ジョブマッチング制度と学校推薦の違いについて混乱する人がいるので説明しておきましょう。

そもそもジョブマッチング制度は学校推薦のうちの一部なので、就職活動を行う生徒が利用するには学校側の推薦状が必要になります。

しかしジョブマッチング制度には一般的な学校推薦とは異なる点もあります。ここでは、ジョブマッチング制度と推薦の大きな違いを3つご紹介します。

1.配属先がすでに決定している

ジョブマッチング制度は、専門的なスキルが必要な職種や部署の採用に導入されている場合が多いです。ほとんどの場合は、就活生は企業単位で応募するのではなく、企業の部署単位に応募して就職活動を行います。一般的な就職活動では内定時に配属先が振り分けられますが、ジョブマッチング制度では応募をした段階ですでに配属先が決まっているということになります。そこが一番大きな違いと言えるでしょう。

2.同じ企業内で複数の部署に応募が可能

ジョブマッチング制度は企業単位ではなく部署単位で就職活動を行うので、就職活動は同じ企業内で複数の応募をすることが可能になります。そのため、応募先となる企業はひとりの就活者が応募できる部署の数の上限を決めておく必要があります。

3.推薦状を出すタイミングまでは応募者側は辞退ができる

学校推薦の場合、選考に通った場合は辞退することはできませんが、ジョブマッチング制度は就活者から推薦状が提出されるまでは、辞退されてしまう可能性があります。ジョブマッチング制度は採用までに時間がかかることが多いので、面談を行う段階で採用側と応募者側の認識をしっかりと擦り合わせておくことが重要です。

ジョブマッチング制度のメリット

優秀な人材を獲得しやすくなる

ジョブマッチング制度は選考が解禁される前に募集や面接が行われるため、就活生は早い段階から就職活動を行うことになります。ジョブマッチング制度を取り入れている企業は、早めに募集がかけられるので、優秀な人材を他社にとられてしまう可能性が低くなります。

ミスマッチングを防ぐことができる

ジョブマッチング制度は就活生の配属先が決まったうえで面接を行うため、就活生は実際の業務内容がイメージしやすくなります。そうすることで、企業側も実際に行う業務内容の詳細や、部署の雰囲気などを伝えることができるので、内定後のミスマッチングを防ぐことができるでしょう。不安がある場合は、可能な限りですり合わせもできるので、入社後の離職率低下・定着率アップにもつながるでしょう。

即戦力となる人材を採用できる可能性が高い

ジョブマッチング制度の場合、就活生は自分自身が持つ専門的な技術やスキル、知識を存分にいかすことのできる部署を選びます。そのため企業側は、即戦力となる人材を採用できる可能性が高くなると言えるでしょう。面接の段階で必要なスキルや技術の目安を伝えることができる上、部署との相性なども見極めることができる点もメリットのひとつといえるでしょう。

ジョブマッチング制度のデメリット

内定後に配属先の移動ができない

就活生は企業単位ではなく、部署単位で就職活動を行うため、企業は内定を出した後に部署異動やほかの業務内容を依頼することができません。企業や事業の状態に応じて人材異動ができる一般的な採用方法と比べると、すこし柔軟性に欠けてしまいます。

短期間で転職してしまう場合がある

ジョブマッチング制度は専門的な技術やスキルを用いる分野での採用が中心なので、スキルアップを目的としてジョブマッチング制度を活用されるケースが多いのが特徴的です。これはひとつの職場に定着するというよりも、そもそもの前提として、スキルアップのために数年での転職を考えている人が多くいるということです。早期による転職や離職率が上がることを防ぎたい企業にとっては、デメリットと言えるでしょう。

ジョブマッチング制度の一連の流れ(フロー)

ジョブマッチング制度の流れは以下にのようなフローが一般的です。ぜひ参考にしてみてください。

1 .エントリーシート・履歴書を提出してもらう

まずは就活者からエントリーシートと履歴書を提出してもらいます。これは普通の就職活動の流れと変わりないでしょう。

企業にリクルーターなどの担当者がいる場合は、事前にすり合わせなどを行う面談を実施し、就活者の特性や希望に合った部署などの提案やアドバイスをしておくと良いでしょう。

2. マッチングの精度を上げるために面談を行う

ジョブマッチング精度は一般的な就職活動の選考解禁前に行うことがほとんどので、“面接”ではなく“面談”という形になってしまいますが、その内容はほとんど面接と同じと捉えていただいて良いです。応募する就活生が持っているスキルや技術、知識のほか、学生自体に行なった研究内容やその他活動などについてを話してもらい、自社とどれだけマッチングしているかを確認します。

面談には、主に企業の採用担当者のほかに、各部署に所属している技術者が同席することがほとんどです。就活生が応募した部署の業務内容や雰囲気、働き方などについて具体的な話をしておくことでミスマッチを防ぐことができます。思うように質問ができない応募者もいるかもしれないので、前もってどんな質問がくるか、どういった部分に疑問を抱くかなどを想定して、返答の内容をまとめておくことをおすすめします。

3. 大学からの推薦状を提出してもらう

ジョブマッチング制度を進めて、企業側と応募者の間で相違がなかった場合は大学からの推薦状を提出してもらいます。推薦状を提出してもらった後には、就活者は辞退ができなくなりますので注意が必要です。

大学側が推薦状を提出することができるようになるのは選考解禁の後になるので、この期間は人材を確保している状態になり、推薦状の提出を持って内定となります。

ジョブマッチング制度を活用し、優秀な人材を確保しよう

ジョブマッチングはエンジニアや研究開発の採用を中心に、日立製作所、パナソニック、ソニー、東芝など大手企業でも活用されている制度です。優秀な人材の早期確保や、採用のミスマッチ防止などは企業側が得られる大きなメリット。特に専門分野の人材確保が課題になっている企業は、ぜひこの機会に導入を検討してみてください。人材不足と言われる今、ジョブマッチング制度を上手に活用して優秀な人材獲得を目指しましょう!

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