Case

事例

選ばれる企業になるためにできることは何でもしたい。急拡大する採用と組織の成功を実現するための新たなるチャレンジ

MS&ADインターリスク総研株式会社

土井 剛 様

MS&ADインターリスク総研株式会社は、MS&ADグループのリスクマネジメント事業の中核であり、企業経営における実践的なリスクコンサルティングサービスを提供しています。同社には2023年11月から『harutaka BI(ビジネスインテリジェンス)』をキャリア採用でご導入いただきました。今回は「harutaka」を導入された部門である、取締役デジタルイノベーション本部 副本部長の土井さんに導入いただいた理由や、期待することについて伺いました。
事例サマリー
課題
  • 採用数を拡大する中で、売り手市場に対する打ち手に困っていた
  • 面接がブラックボックスになっていた
導入の決め手
  • 見えなかったデータが定量、定性で確認できるようになる
  • 面接官本人が自身の面接を振り返り、改善する環境を作ることができる
期待すること
  • 応募者、自社双方が良いなと思える関係づくりを面接で実現する
  • 面接力の向上を、マネジメントやオンボーディングの成功に繋げていく

従業員数を4年で1.6倍に。売り手市場の中で「応募者から選ばれる」ためにできることは何でもしたい

中途採用に「harutaka」の導入を検討した背景を教えてください。


土井さん:前提として、MS & ADグループでは2022〜2025年の4カ年中期経営計画を引いているのですが、その中で当社は「デジタルデータを活用したリスクマネジメントの中核」を担うことになりました。その戦略目標を達成するためには従業員数を300名から480名へ1.6倍にしなければならなくなり、採用体制を変革する必要に迫られたことが「harutaka」の導入検討の背景としてありました。

ありがとうございます。特に採用を増やしていきたい職種、人材はどのような領域なのでしょうか。


土井さん:コンサルタントの中でも特に成長している領域や、プロダクトマネジャー、営業、マーケティングを理解した人材などまさに他の多くの企業も狙っている領域の人材ですね。そういった方々は、コンサルティング企業以外にもメーカー、金融、事業会社など様々な企業を並行して受けているケースも多く、まさに引く手あまたの状態です。

そのようにライバル企業が多岐に渡っている中で、良い人材を見極めるだけでなく、当社の魅力をしっかり伝え切ることで、応募者、当社双方が良いなと思える関係づくりを面接の中で実現することを大事にしたいなと思っています。

中途採用に取り組む中で、徐々に採用人数を増やしていくことができてはおりましたが、売り手市場に対する打ち手に困っている状況に変わりはなく、課題感がありました。「応募者から自社を選んでもらうためにできる限りのことをやっていこう」と思っていた中で見つけたのが「harutaka」でした。

「応募者から自社を選んでもらうため」の施策として、「harutaka」に興味を持たれた理由を教えてください。


土井さん:一番は今まで見えなかった面接の中身が定性、定量ともに見えるようになるということに興味をもったことです。弊社では面接を2度行い、1次面接はグループ長または部長、2次面接は担当部の役員と人事部の役員が担当します。1次面接では現場のライン長などが面接官として対応するため、どのような面接を行っているのかはブラックボックスとなりがちです。

ちょうどそのような課題感を持っていた際に、「harutaka」では面接の録画や、AIを用いた面接の定量評価などのデータが残るということを聞きました。データが残ることで「人事が監視して面接を直してやろう」というよりも、面接官本人が自身の面接を振り返ってより良くしていける環境を作っていけるということに魅力を感じました。

ありがとうございます。導入にあたっていくつかハードルがあったと伺いましたが、どのように乗り越えられたのでしょうか。


土井さん:弊社は金融の会社ですので、セキュリティ面など確認すべきことが多く導入までに時間はかかりました。また、既存の運用フローからの変更を行うことも大変でした。

しかし、1つ1つ丁寧に問題を解決していくことや、採用数が多いデジタルイノベーション本部のみという限定的な条件をつけてミニマムに利用を始めることでハードルを乗り越えることが出来ました。

グループ会社内で既に「harutaka」を導入している企業があったことも後押しとなりました。今後は、まず私の部門で仮説検証を行った後、全社へ拡大していければと思っております。

採用の次は、組織づくりへ。
面接力の向上をマネジメント力の向上にも繋げていきたい

ありがとうございます。「harutaka」の利用に対するご期待を是非お聞かせください。


土井さん:2025年度までの採用目標人数を達成するために、応募者の方にとっても当社へ入社することがベストな答えとなることをサポートしてくれるツールになってくれると良いなと思っています。

また採用とは異なりますが、当社では社内の1on1を取り組みとして強化していこうとしています。会社を大きく変えていくタイミングなので、従業員数の増加に伴って情報がうまく広がらないことも懸念され、組織の中で不安に思っていることを話せるようなコミュニケーションが重要だと思っています。

そのため、「harutaka」を通じて学んだ面接ノウハウを、1on1におけるマネジメントにも生かしていけるのではないかと期待しています。1on1ができることが組織づくりにつながると考えておりますし、「harutaka」を使うことで、聞く側、話す側それぞれが対話に集中できる面接、1on1を実施していけたらと思っています。

ありがとうございます。では最後に、ZENKIGENに対する中長期的なご期待を是非お聞かせいただけますでしょうか。


土井さん:採用後の課題として考えられるのは、入社した社員のオンボーディングです。中途採用で入った方はどうしても孤立感を感じてしまう可能性が想定されるため、入社した方が早く能力を発揮できるような環境面の準備を行う必要があると感じています。

採用だけでなくその先も大事にしていきたいと考えていますので、何かZENKIGENさんと一緒に取り組んでいけたらなと思っています。データを使った人の「エンパワーメント」に期待しています。

土井さん、ありがとうございました。



MS&ADインターリスク総研株式会社
ビジネスインテリジェンス面接官教育採用DX選考精度向上面接力向上
業種
コンサルティング・シンクタンク
利用シーン
中途
従業員数
101〜1000名

MS&ADインターリスク総研株式会社 土井 剛 様

MS&ADインターリスク総研株式会社 デジタルイノベーション本部 副本部長 ※所属・役職等は制作時点のものとなります。

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