前年度比4倍の母集団にも対応したメディクルード人事が語る「harutaka活用術」
「10〜15秒で相手の印象は分かる」エントリー動画の可能性に魅せられた
今回はよろしくお願いします。メディクルードがharutakaを導入したきっかけを教えてください。
井本さん:某インターネット広告企業のイベントで採用広報責任者からharutakaのお話を聞いたことがきっかけです。
お話を伺うなかで、ぜひ実物を見たいと思い、山本と一緒にその方の元へ訪問しました。harutakaを触らせてもらいながら、使用感などをヒアリングさせてもらいました。
山本さん:実際にエントリー動画を拝見し、「10~15秒ぐらいで印象は分かるんだ」と思ったのが感想です。話し方や見え方など、動画だとこうも違うのかという印象を受けました。
井本さん:そうなんですよ。「これは良いね!」と帰社後すぐに、2人で役員の元へ提案しに行ったぐらいです。
エントリー動画の導入自体は、元々ご検討されていたのでしょうか?
井本さん:いいえ、検討はしていませんでした。ただ、お話と実機を見る中で、「ぜひ、メディクルードでも試してみたい」と思いました。
そうだったのですね。では、採用時に抱えていた課題を教えてください。
井本さん:一番は「選考の効率化」です。当社は20卒から新卒採用をスタートし、本選考の参加にあたり、インターンへの参加を必須としていました。嬉しいことに、21卒の選考では前年より4倍近く母集団が増加しました。
その一方で「学生一人ひとりに目が届かない」、「選考の進捗管理の工数増大」など課題があり、どうにかしなくてはと考えていたのです。
対話が苦手な学生でも動画の話し方から魅力はつかめる
どの場面で動画選考を導入したか教えてください。
井本さん:21卒採用では1Dayインターン後のエントリーに動画選考を使用していました。当社では、参加必須としているインターンを2回に分けて実施します。
最初の1Dayインターンが終わった段階で、希望者へharutakaによる動画選考の案内を送付し、その登録したエントリー動画が合格となった学生のみ、2回目のインターンとなる2Dayに参加できる流れです。
導入する前に不安だった点はありましたか?
井本さん:素敵なサービスだというのは肌感で分かっていた一方、自社基準にそって評価を出せるかが不安でした。私たちはコミュニケーションをはかる上での「気持ち良さ」をはじめ、「賢さ」、「熱さ」、「強さ」の4点を採用基準としています。これらの要素が、harutakaで判断できるのかどうかが心配でした。
山本さん:私は使いやすさと言う点が不安でした。実機に触れた範囲、操作自体は簡単そうな印象でした。しかし、社員たちが操作したときに問題なく使えるかという点は心配でした。
実際にharutakaを導入して、最初の印象からどのように変化しましたか。
井本さん:結論から言うと、導入して良かったと思います。特に「気持ち良さ」と「賢さ」は動画の第一印象から伝わってきました。画面越しから伝わる候補者の言葉の雰囲気や選び方も、評価する上で大事なポイントです。
山本さん:操作も、印象通り扱いやすかったです。各担当者が候補者について知りたいときに活用してもらっています。
社内の他の方からの声はどうですか。
山本さん:リクルーターである社員にも学生面談でharutakaを利用してもらっています。候補者の情報がharutaka内に蓄積されているため、「学生のことを理解するときに大変便利」という声が届いてきます。
harutaka導入によって、貴社採用はどのように変わりましたか?
山本さん:導入から2年が経過しますが、母集団規模が年々増加しているため、定量的な比較は行えないのが正直なところです。ただ、学生や社員からはharutakaに対するマイナスな声は寄せられていません。
井本さん:harutakaを導入してから感じるのが、テキストではごまかしのきかないその人らしさが言葉から見えると言う点です。仮に話すことが苦手だと感じる学生からも、その人が頭の中で考えていることが、構造的にアウトプットされているかを動画から見ることができます。
「企業説明会」「中途採用」「人材教育」ーーメディクルードのharutaka活用術
harutakaの機能で、選考をはじめ、社員教育などで活用している点を教えてください。
井本さん:新卒向けの説明選考会は、harutakaで実施しました。一度の接続で5名までチャットに参加できる機能を生かし、説明会からグループ面接までを一度に行います。
当社の説明会は10名定員、その後のグループ面接は5名1組で行うため、2台のPCに向けて同時に説明会を行います。その際、学生は他グループの参加者が分からないため、その場で2台のパソコンのカメラ画面を向き合わせ、顔合わせを実施します。
ちょっとしたアイスブレイクになるので、学生の緊張を和らげることに役立ちました。説明会終了後は、そのままPCごとにグループ面談へ移れるため、効率的でもありました。
山本さん:中途採用でもharutakaを利用しています。例えばグループ会社である聖心美容クリニックの面接官教育では、ライブ動画機能を利用しています。面接時の候補者の様子を後々別の選考官に共有できたり、それによって違う角度から候補者を確認できる点は非常に便利ですね。
中途採用でもご活用いただいてるのですね。大変光栄です。
山本さん:はい、新卒採用での導入・活用をきっかけに、中途採用でもエントリー動画による選考を実施しています。職務経歴書でもお仕事の話は伺いますが、改めてご自身の言葉として語っていただくと印象がまた違ってきます。
また履歴書の写真と動画での印象が異なる方も少なくないため、面接時に感じるギャップも抑えられます。
harutakaをご活用いただく中で、他社におすすめしたいharutaka活用術や使い方がありましたら教えてください。
井本さん:ここまででお話したことは全ておすすめしたい内容ですが、やはりharutakaを導入されること強く推したいです。特にメディクルードの場合、動画選考がなければ候補者のスクリーニングが追いつかず、選考自体が崩壊していたかもしれません。
harutakaが選考を支えてくれたので、ここまで採用を実施することができました。
harutakaの無い採用は、もはや想像できない
ぜひ、メディクルードの皆さんにお伺いしたいのですが、ベンチャー企業がharutakaを導入するメリットはズバリ何だと思いますか?
井本さん:一言でいうなら、選考自体の効率化です。いつ、どの時間でも自身の都合がいい時に見るだけで合否判断が下せます。
山本さん:私も、同意見です。ちょっとした隙間時間に視聴できるのはありがたいです。また、動画なら何人かで一緒に見られるため、迷ったときには相談もしやすいです。
今後の選考に向けて課題などがありましたら教えてください。
井本さん:動画選考だと、どうしても非言語情報が見えないため、評価がシビアになっている点はあると思います。医療・介護・教育の業界では、患者様や利用者様へは勿論、現場スタッフへの印象もとても重要なチェックポイントです。
harutakaで見切れない、ビジネスマナーや動作から分かる人の良さは対面で判断していきたいと思います。
After/With コロナの時代に向けて、これからどのように採用を進めていきたいとお考えでしょう?
井本さん:コロナ禍という従来とは大きく異なる採用市場ではありますが、harutakaのオンラインでの利点を最大限活用しつつ、より応募者の方々とのコミュニケーションを大切にしていきたいと考えています。
最後に、エントリー動画選考を検討中の企業や担当者に対しメッセージをお願いします。
山本さん:中途採用では、エントリー動画を動画選考として導入しています。候補者も面接官も都合を選ばず利用できるため、効率的な採用手法だと思います。ぜひ、中途採用に悩まれている皆様にはご検討いただきたいです。
井本さん:メディクルードの新卒採用も、4期目に入りました。採用に慣れていない企業の皆様も、harutakaを導入することでのメリットを教授できるはずです。候補者や社員の工数を考えても有用だと思います。
正直、harutakaを使わない選考がイメージできないぐらいメディクルードにはフィットしました。ぜひ、さまざまな企業で利用されてほしいです。
井本さん、山本さん、ありがとうございました。
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