遠方からの応募が約3倍に!全国の演奏家・音響オペレーターにアプローチし、選考プロセスの改善にも成功
演奏家・音響オペレーターの面接でharutaka(ハルタカ)を活用
まずデリ・アート様の事業の特徴について教えていただけますか?
小林さん:デリ・アートは挙式・披露宴・各種パーティーにおける演奏者や音響オペレーターの人材派遣を行っている会社です。営業所は全国12箇所に展開しており、現在の登録者数は約3000人にのぼります。中原さん:スタッフの登録人数の多さもそうですが、デリ・アートは特に提案力を強みにしています。今までの結婚式は、昔からあるもの、決まった形式のものが多かったのですが、近年では結婚式のあり方自体も変わってきています。そうした中で、家族への感謝の歌を贈るなど、セレモニーの内容を当社から式場に提案することも多くあります。
今日の会議室にもピアノや譜面台が置いてありますが、面接では演奏のスキルなども見るのでしょうか?
中原さん:はい、演奏者でも音響オペレーターでも、まずはシフトなどの条件をこちらから説明します。音響オペレーターは未経験の方も多いので、応募の動機をしっかりとお聞きするのですが、演奏者の場合は得意なジャンルなどを聞き、面接の際に実際に演奏してもらってスキルを判断しています。現在、主に演奏者や音響オペレーターなどのスタッフの募集でharutaka(ハルタカ)を活用されていると伺っています。以前はどのような募集を行っていたのですか?
小林さん:できるだけ式場の近くで演奏者・音響オペレーターを手配したいということもあり、全国の営業所で募集を行い、すべて対面での面接を行っていました。しかし、すべての都道府県に営業所があるわけではないので、遠隔地の場合は面接の予定の調整が難しかったり、実際のお仕事につなげるまでのスピードが遅くなってしまったりすることも多々ありました。中原さん:私たちは、全国各地の眠っている演奏者さんを発掘したい、多くの方が活躍出来る場を提供したい、という想いを持って募集を行っています。例えば、昔ピアノをやっていたという主婦の方、海外から日本に帰ってきたばかりの演奏者さんなど、音楽の世界には眠っている演奏者さんが大勢いらっしゃいます。当社で多い式場などのお仕事の場合、土日の短めの時間になることが多いので、多くの演奏者さんに活躍してもらいやすい環境があります。
小林さん:だからこそ、せっかく当社に応募していただいた方を距離や面接スピードの問題で失ってしまうのは、非常にもったいないことだと常々考えていました。
そこでharutaka(ハルタカ)を導入された理由を教えていただけますか?
中原さん:そのような理由から場所や時間にとらわれないツールを探していたところ、ある取引先からharutaka(ハルタカ)を紹介してもらいました。ZENKIGENさんは若くて非常に勢いのある会社だということも聞き、興味を持ちました。遠方の応募者の増加、選考プロセスの効率化などメリットは多数
HARUTAKA(ハルタカ)の活用法について詳しく教えていただけますか?
小林さん:遠隔地の方とWeb面接を実施するためのツールとして活用しており、距離が近い方の場合は今までどおり対面の面接を行っています。また、応募者の管理もharutaka(ハルタカ)上で行っています。遠方の応募者の場合、今までは営業所が遠くて面接をやめてしまう方もいらっしゃったのですが、harutaka(ハルタカ)導入後は都道府県をまたいででも面接まで進む方が実に約3倍に増えました。選考プロセスもスピーディになり、登録から約一週間で面接を実施できるケースが大半です。演奏者の面接の場合、今まで対面で確認していた演奏スキルは、どのように判断していますか?
中原さん:演奏者の場合は、必須項目として演奏の動画をアップしてもらうようにしています。WEB面接の場合、応募者の環境によって差が出てしまい、公平に判断することが難しくなるからです。Web面接は御社内で初の取り組みかと思いますが、導入時の懸念や問題点はありましたか?
中原さん:導入自体は問題なくスムーズでした。ただし、一番の懸念は演奏者や音響オペレーターの方々がWeb面接を受け入れてくれるかどうかということでした。小林さん:もちろん使用したことがないツールなので、不安がなかったわけではありません。導入当初、トラブルシューティングの質問をされても、答えに困ることもありました。そこで、私たちが応募者の立場でharutaka(ハルタカ)を試しているうちに、機能面についてはすぐに馴染むことができました。
応募者の方々の反応はいかがでしたか?
小林さん:良い反応が多いです。Web面接の場合、エントリー時に意気込みを動画で語ってもらう項目を設定しているのですが、任意項目にもかかわらず、半数くらいの方がアップしてくれています。音響オペレーターの応募でありながら、「歌うのが好きだから」と歌っている動画を載せてくれる人など、個性的な人もいて面白いですね。中原さん:こうした動画は、面接官の立場からしてもありがたいです。面接までに人物像がわかっていると、ファーストコンタクトの際にコミュニケーションが円滑になります。
逆に対面の面接との違いを感じたことはありますか?
小林さん:よくも悪くも、気楽に受けられすぎる、という点は感じますね(笑)。面接ほどの緊張感がないためだと思いますが、かといってNGになる割合が対面と比べて多いということはありません。中原さん:そうですね。私たちは、今はとにかく応募者の母数を広げようとしています。録画した動画のアップを必須にしていないのも、できるだけ気軽に多くの人に応募してもらいたいからです。録画だと、障壁が高いと感じて応募をやめてしまう人もいると思いますが、その中にも可能性のある人は混じっているはずです。
仲間意識を持って、一緒にサービスを成長させていきたい
その他、harutaka(ハルタカ)の導入でどのような効果がありましたか?
中原さん:harutaka(ハルタカ)ではWeb面接の動画を残しておくこともできます。その動画を社内で共有すると、面接担当者と研修担当者の引き継ぎがとてもスムーズになりました。導入前には予想していなかったことですが、非常に効果的で、社員からも好評でした。小林さん:演奏者の面接について、以前は音楽経験のある担当者が面接しなければ合否の判断ができませんでした。ですが、今は演奏の動画だけでもアップしてもらえれば、演奏面の判断がいつでもおこなえ、仕事内容の説明などの面接は別の者が担当できます。harutaka(ハルタカ)導入によって、選考プロセスも改善することができました。
今後、社員の採用でもharutaka(ハルタカ)の活用を検討いただいているそうですね。
中原さん:はい、当社では今まで中途採用が多かったのですが、これからは新卒採用への注力も考えており、harutaka(ハルタカ)の活用を検討しています。社員の場合は、録画した動画を必須項目にするなど、登録スタッフとは違う選考プロセスになるかと思います。導入から現在までのZENKIGENに対する印象はいかがでしたか。
小林さん:こう言ってはなんですが、けっして大手ではなく、有名というわけではありませんが、その分、一緒にサービスをつくっていくのだという想いの強さを感じました。トラブルがあった際にも迅速に対応してもらいました。どんどん信頼が積み上がっているように感じますね。今となっては、harutaka(ハルタカ)は当社にとって必要不可欠なサービスになっています。中原さん:若いパワーがZENKIGENさんの特徴だと感じました。私たちも「若い会社」で元気があるとお褒めをいただくことが多く、勢いは負けないつもりだったのですが、実際に会ってみるとZENKIGENさんの方が若い人が多くて(笑)。「若くて勢いがある」という点では、当社とZENKIGENさんは似た会社です。勝手に仲間意識を持っているので、これからも一緒に成長していきたいと思います。
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