Case

事例

ITツールに苦手意識があっても使ってみれば何とかなった! 面接辞退率や工数削減など、導入半年で大きな効果が得られました。

旭トステム外装株式会社

熊野 勝巳 様

渡辺 晶子 様

旭硝子(現:AGC)とトステム(現:LIXIL)の外装事業の統合により、2004年に誕生した旭トステム外装株式会社。両社の有する豊富なリソースやネットワークの活用を強みとし、シーリングレス工法やSGL(次世代ガルバリウム鋼板)、窯業サイディングなど、業界に先駆けてさまざまな新技術・新製品への挑戦を続けることで着実な成長を実現しています。

そんな同社は昨年より、中途採用の選考でharutaka(ハルタカ)を導入されています。今回は同社人事総務部の熊野さん、渡辺さんのお二人に、導入の経緯や決め手、実際の採用業務における活用方法、harutaka(ハルタカ)を活用することで得られた効果などについて詳しくお聞きしました。

事例サマリー
課題
  • 候補者との日程調整や移動時間の確保
  • 面接参加者の母集団確保
  • 兼任で働く採用メンバーの業務効率化
導入の決め手
  • 機能のシンプルさ
  • 実験的に導入しやすい価格帯
結果
  • 面接辞退率の減少
  • 日程調整の工数が従来の3分の1まで短縮
  • 録画情報の活用により、面接に直接参加していない社員の声も反映できるようになった

候補者の負担となっていた「面接へのハードル」を下げる方法を探していた。

中途採用でharutaka(ハルタカ)を活用されていると伺っていますが、導入以前の段階で、採用選考にどのような課題感があったのでしょうか。


熊野さん:皆さんもご存知の通り、採用マーケットは売り手市場の状態が続いています。採用成功のためには候補者の母集団を増やす必要がありますが、忙しい候補者の方々にとっては、面接に足を運ぶ時間を捻出すること自体がネックになります。場所によっては移動時間も含めて半日から1日、面接のために時間を作らなくてはなりませんからね。また、中途採用の場合は在職中の方が多いため、面接の日程調整にも非常に時間がかかります。このような面接に参加するためのさまざまなハードルを下げることで、候補者の方に気軽に面接を受けていただけるような環境を整えたいと考えていたのです。

面接の日程調整となると候補者の方々はもちろん、人事総務部の方々の工数もかかってしまいますよね。候補者の方々に加え、社内の採用にかける工数を減らしたいという狙いもあったのでしょうか。


熊野さん:当社は会社規模がそれほど大きくないので、採用専任の担当者がいるわけではありません。人事総務部の人員も限られているため、各自が人事管理、労務管理、教育、さらには総務関連の業務と採用業務を兼任しています。そのため面接参加者の母集団を増やすと同時に、社内の採用業務をできるだけ効率化したいという考えもありました。

どのようなきっかけでharutaka(ハルタカ)を知ったのですか?


熊野さん:昨年2月ごろに開催された人事系ソリューションの展示会で、当社の採用課題の解決に活用できそうなWeb面接のサービスが複数あることを知りました。その中の一社がZENKIGENさんであり、harutaka(ハルタカ)だったのです。その後、連絡を取ってツールに関する説明を受けたことが最初のきっかけですね。

Web面接のサービスを導入することに不安や懸念はありましたか?


熊野さん:もちろん当社にとっては初めて導入するものですからね。「本当に画面から得られる情報だけで人物を評価できるのだろうか」という不安はありました。

渡辺さん:私自身がITやWebのツールにそれほど詳しくない人間なので、「きちんと覚えられるだろうか。使いこなせるだろうか」という不安はありました。正直なところ、あまり新しいものを受け入れたくない気持ちもあったので、「今までのやり方でいいのでは?」と思っていたぐらいです(笑)。

熊野さん:それでも従来と同じことをしていたのでは何も変わりませんからね。何かを変えようと思ったら新しいことにチャレンジしなければなりません。失敗するかもしれないが、使ってみなければ結果はわからないので、とりあえずは「実験的な感じで使ってみよう」ということで導入を決めました。

他のWeb面接サービスも検討されたのでしょうか?


熊野さん:実はharutaka(ハルタカ)以外のツールも検討していました。そちらの方が多くの機能が付いていたので、ツールとしての完成度としてはharutaka(ハルタカ)よりも高かったかもしれません。ただ、このようなツールを初めて導入する当社にとっては必要のない機能が多いように感じたのです。その点、harutaka(ハルタカ)はシンプルでわかりやすく、余計な機能が付いていない分だけコスト面でも魅力的でした。

面接辞退率低下、日程調整の工数削減、録画の共有など多くのメリットを実感。

実際の中途採用の選考業務の中で、どのようにharutaka(ハルタカ)を活用されているのでしょうか。


熊野さん:当社の中途採用は、「書類選考 → 一次面接 → 二次面接 → 内定」という選考フローで進めています。一次面接では私が面接官を担当し、他の役員が二次面接を担当するのですが、昨年の6月ごろから私が担当する一次面接を対面の面接からharutaka(ハルタカ)によるライブ面接に切り替えました。役員による二次面接は現在も対面で行っています。

一次面接でharutaka(ハルタカ)を導入したことにより、面接の参加者は増えたのでしょうか。


熊野さん:面接の辞退率は明らかに減ったと思います。これまでは日程調整にも時間がかかったし、いざ面接に来てもらうとなれば候補者にとっては移動時間も旅費もかかっていたわけですからね。そうしたハードルがなくなったということで辞退率が減り、多くの方々に面接を受けていただけるようになりました。
渡辺さん:書類選考から一次面接への遷移率、面接辞退率などの正確な数値に関してはまだ算出できていないのですが、一次面接を断る人は大きく減ったと感じています。

日程調整の工数なども削減できましたか?


渡辺さん:日程調整に関しては、以前と比べて大幅に楽になりました。harutaka(ハルタカ)導入前は、候補者の方と電話やメールで何往復も連絡をやり取りすることが多かったのですが、導入後は日程が決まりやすくなったので3分の1程度の工数で済んでいます。結果として採用業務にかかる時間も減りました。本当にありがたいですね。

一次面接の辞退率低下、日程調整の工数削減には大きな効果を発揮したようですね。その他に得られたベネフィットなどがありましたら教えてください。


熊野さん:ライブ面接の録画を、面接に参加できなかった役員や関係社員に見てもらっています。移動中の車の中で録画を見ている役員もいますね(笑)。面接内容については一人の面接官が判断するよりも、できるだけ複数の人の判断を交えた方がいい。主観を排した公正な判断ができますからね。対面の一次面接では、私の他にたまたま時間が合う人しか参加できませんでしたが、ライブ面接を録画しておくことで複数の人に見てもらうことができます。これはharutaka(ハルタカ)を導入した大きなメリットの一つだと考えています。

どんなツールを導入するにしても、使う目的をはっきりさせておくことが重要。

渡辺さんはharutaka(ハルタカ)導入に際して、「使いこなせるか。覚えられるか」という不安があったと仰っていましたが、実際に半年間お使いになってみていかがですか?


渡辺さん:実際の面接は熊野が行うので、私は応募者のデータ登録やライブ面接の連絡・セッティング、録画を他の役員に見てもらうといった業務でharutaka(ハルタカ)に触れているのですが、思っていたよりは難しくなかったという印象です。最初は多少わからないこともあったので、その度にZENKIGENさんに連絡をしていたのですが、わかりやすく教えていただけたので助かりました。自分が理解していないと社内の人にも使ってもらえないので、まずは自分で使い方を覚えるようにして、社内用のマニュアルなども自作して配布した結果、今では社内でも多くの人にharutaka(ハルタカ)を使いこなしてもらえる状態になりました。

harutaka(ハルタカ)やZENKIGENに対して、今後期待することや要望などがあったら教えてください。


渡辺さん:harutaka(ハルタカ)は、さまざまなITツールやアプリケーションを使いこなしている人にとっては簡単に利用できるものだと思います。ただ、私のようにITに苦手意識を持っている人間であっても、何も考えずに使えるようなマニュアルがあるといいですよね。また、ZENKIGENさんのサポートにはかなり助けていただいたのですが、すぐに電話がつながらないケースもあったので、いつでも電話がつながりやすいコールセンターやカスタマーセンターがあると嬉しいですね(笑)。

熊野さん:候補者側の通信環境などもあると思うのですが、たまにノイズが入ったり画像が乱れたりすることもあるので、お互いの通信環境に依存することなく高解像度で面接ができるようなアップデートを期待しています。

最後にharutaka(ハルタカ)やWeb面接サービスの導入を検討されている方へのメッセージをお願いします。


渡辺さん:私共に関しては、ライブ面接を導入し大幅に工数を削減できました。また、私はITに苦手意識があるので最初は多少苦労しましたが、harutaka(ハルタカ)は思っていた以上に使いやすいですし、導入の際にも丁寧に教えていただけるので、いざ使い始めてしまえば意外と何とかなるものです(笑)。

熊野さん:harutaka(ハルタカ)の他にもさまざまな面接ツールがあるので、どのツールを導入するのがベストであるかは、使う人や会社、使い方によって変わってくると思います。ただ、ひとつ言えるのは、どのツールを導入するにしても、「自分たちはどのように使うのか、何のためにツールを使うのか」ということを最初にしっかり考えておかなければ、どんなツールを入れたとしても使いこなすことは難しいでしょう。導入を決める前に、何のためにWeb面接やエントリー動画を行うのかという目的をはっきりさせておくことが重要だと思います。

オンライン面接ツール『harutaka』について、詳しくはコチラをご覧ください↓

WEB面接ツールharutaka

旭トステム外装株式会社
ライブ面接内定承諾率UP地方採用工数削減採用ブランディング
業種
メーカー
利用シーン
中途
従業員数
101〜1000名

旭トステム外装株式会社 熊野 勝巳 様

取締役 人事総務部 部長

旭トステム外装株式会社 渡辺 晶子 様

人事総務部

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