出張ゼロで地方採用に成功!面接予約率は20%向上、さらに採用単価も退職率も30%改善。
地方在住者の採用枠を確保することが大きな課題だった。
貴社の採用課題について教えてください。
横山さん:当社の主力事業ネイルサロンの運営を支える「ネイリスト」の採用活動においては、そのほとんどを中途採用で行っています。研修施設の定員数の関係から、毎月24名を上限として採用枠を設けているのですが、地方在住の上京組を上手く確保できず機会損失を招いていることが課題としてありました。全国に店舗を展開するにあたり、地方在住者の採用枠を確保することは、採用活動の中で最も改善すべき課題として受け止めていました。
地方在住者を確保しづらい要因について教えてください。
横山さん:1つは、採用担当が関西・東海の採用のために、常に移動を伴う活動を行っていたことが挙げられます。地方で説明会や面接を実施しても無断キャンセルが多く、予約した20%しか来ないこともありました。こうしたことで交通費や広告費が無駄になることもあったんです。また、面接時間の調整にも工数がかかっていました。面接を行うSVと候補者の予定を擦り合わせることが難しく、週2回それも夕方30分のみということも珍しくありませんでした。
そのような課題がある中でharutaka(ハルタカ)導入に至った経緯を教えてください。
横山さん:私は、今年から情報システム部門との兼任で、人材採用をサポートすることになりました。そこで知見を深めるため他社の採用活動について調べている時に、ある企業がエントリー動画を使用していることを知りました。そこからエントリー動画に興味を持つようになり、ZENKIGENさんからharutaka(ハルタカ)について、色々とお話を伺うことになったんです。harutaka(ハルタカ)を導入した他社事例の説明で歩留まりなく中途採用を行っていることを知り、これなら当社でも導入できると感じました。特に当時は、説明会を開催できない九州・東北在住の人材を早期に獲得しなければならない事情があったため、前向きに話を進めさせていただきました。
面接のできない地方の説明会では、予約した90%以上がエントリー動画に参加してくれた。
harutaka(ハルタカ)導入をどのように進められたかについて教えてください。
横山さん:今年5月下旬に導入し、動画による説明会と面接の反応を見た所、1ヵ月経過した中で初のエントリー動画ということもあり全体の参加率や採用率は落ちたものの、東北など面接を実施できない地域については、予約した90%以上が参加してくれました。以前と比べると、はるかに多くの参加者を確保できたことに驚きました。以降5・6月すべての説明会を動画に切り替え、対面による説明会は行っていません。説明会や面接のたびに足を運ぶ求職者の手間を省くことができたため、エントリー動画にしてから20%以上参加率を伸ばすことができました。現在では、採用枠も充足できています。
エントリー動画では、どういった設問を設定されたのでしょうか。
横山さん:志望動機、退職理由、入社後の抱負に加えて、「いらっしゃいませ」と笑顔で言ってもらいました。それぞれの設問に正しく答えられているかに加えて、応募者の笑顔を見て判断したい意図があったからです。当社は、個人ノルマを設けていないため、自分の成績に固執するような人材は必要としていません。仲間と共に長く活躍できる人材を求めているので、応募者の人物面を最も重要視しています。ネイルサロンを経営している企業の中には、産休・育休を取得しづらい会社もありますが、当社はこれまで多くの産休・育休取得実績があります。特に地方在住者は、結婚や介護など家庭の事情で転職するケースが多くあり、長く安心して働きたい応募者ニーズと当社の姿勢が合致していることからも、エントリー動画を導入して良かったと感じています。
harutaka(ハルタカ)を導入したことによる変化について教えてください。
横山さん:対面での面接や説明会による出張がなくなりましたが、先ほども申し上げた通り採用枠は毎月24名を充足できています。そのため研修も月2回に変更しました。業務の面でも変化があり、これまで各採用媒体を複数活用していたことによる煩雑化した状況整理に充てることができました。
また、研修施設のトレーナーにも動画を共有することで新人のケアや採用基準の是正にも、これまで以上に注力できています。先ほども申し上げた通り面接予約率が20%上昇したことに加えて、採用単価を約30%削減できました。研修後に店舗へ配属となるのですが、SVにも動画を見せてどういう人が配属になるのか事前に共有しています。この取り組みをはじめてから、退職率は30%近く減りました。
harutaka(ハルタカ)と全国募集を行う企業との親和性は非常に高い。
今後、harutaka(ハルタカ)に期待していることを教えてください。
横山さん:まずはエントリー動画の認知度を上げて欲しいです。他にもATS(採用管理システム)との連携を増やすことで需要は高まっていくので、そうした他のツールとスムーズに連携できる環境を整えて欲しいですね。応募者の中には、はじめて社会人になる人もいます。そういう方にもharutaka(ハルタカ)は有効だと思います。この前、「エントリー動画」のワードで検索した所、おすすめツールの1位にharutaka(ハルタカ)の名前があったので、今後とも期待しています。
導入前・導入後でZENKIGENに対するイメージに変化はありましたか?
横山さん:はじめてエントリー動画についてお話を伺った時から、丁寧に説明してくださった良い印象は、導入後の今も変わっていません。ただツールを販売するだけでなく、運用面でもしっかりサポートしてくれるので助かりました。
今後の採用活動の展望について教えてください。
横山さん:毎月24名の採用枠を確実に埋めていくことが目標です。そこから、採用基準を少しずつ追加していきたいと考えています。採用数が増えてから、福利厚生などを充実させ在職者に貢献しつつ、よりインナーブランディングに注力していきたいですね。
最後に、他の企業様にharutaka(ハルタカ)をお勧めするとしたら、どういったポイントでアピールされますか?
横山さん:面接のできない地方の上京組の獲得や、スピーディーな面接を行えることは、全国募集を行っている企業にとって大きなメリットになります。また、社内の採用基準を共有することができるため、結果として内定率のアップにつながります。エントリー動画は、文字より多くの求職者の情報を提供してくれます。
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