
約17日間の出張工数を削減。全国で採用活動を行う4℃グループ企業が「販売人材の確保」にharutakaを選んだ理由
決め手はサービスのシンプルさと採用に必要な機能の完備

今回はよろしくお願いします。harutakaの導入背景にもなった、当時の採用課題について教えてください。
嶺さん:当時は、大きく3つの課題がありました。1つ目は採用工数の増加です。弊社は店舗のある北海道から沖縄まで、全国を対象に新卒も中途も採用を行っています。人物像を重視した採用を行うため、面接は基本的に対面で実施していました。特に新卒では、会社説明会にお越しいただいた皆さん全員に1次面接のご案内をしているため、年々面接工数が膨らんでいました。2つ目は経費面です。出張経費もですが、地方採用を行うときの会場費など、採用に関わる費用の増加が課題となっていました。
菊地さん:3つ目は、地方における採用スケジュールの円滑な調整が難しかった点です。現在もそうですが、採用は原則、採用課のみで行っています。中途採用の場合、現場の方にお願いすることもありますが、新卒の1次面接と2次面接は私たちだけで実施します。そのため、人数的なところはどうしても調整が必要でした。この3点を解決するためのサービスを探していたところ、2019年にharutakaと出会いました。
harutakaを導入した決め手は何でしょう?
菊地さん:サービスのシンプルさです。harutaka含め、複数のサービスを検討する中で、採用に必要なシステムのみが搭載されていることに魅力を感じました。また、検討タイミングにharutakaのシステムがアップグレードされ、候補者側のネット接続状況を確認できる機能が搭載されたことも良かったです。商品説明時に担当者の方から受ける安心感も後押しとなりました。
300時間以上費やしていた調整業務の削減に成功
現在、harutakaはどのような場面でご利用いただいてますか?
嶺さん:2019年に導入した当初は、新卒はエントリー動画、中途はライブ面接のみで利用していました。新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け、現在は新卒採用でもライブ面接を導入しています。
具体的に新卒採用はどのような選考方法に変わったかを教えてください。
嶺さん:新卒採用はこれまで、説明会への参加に始まり、1次面接、2次面接、最終面接という流れで進めていました。緊急事態宣言をきっかけに、2020年3月からは説明会を動画コンテンツの視聴へ変更し、1次面接はエントリー動画による選考、2次面接にライブ面接を導入しました。なお、最終面接は従来通り、対面にて実施しています。
新卒でも中途でもharutakaをご利用いただき光栄です。エントリー動画の導入によって、貴社採用はどのように変わりましたか?
嶺さん:まず、時間の確保という点で大きく変わりました。繁忙期だと週に1回は泊まりがけの出張が入っていたのですが、選考に充てていた時間など、約17日分が削減できたからです。確保できた時間を、内定フォローやインターンシップ開催に充てることができるようになりました。
では、ライブ面接の導入によって、採用が変化した点を教えてください。
菊地さん:準備時間が減ったことはもちろん、面接会場の準備を毎回行うなど、準備時間が減りました。会場案内などの人員を配置する必要もなくなり、より効果的に選考を進めることが出来ました。
嶺さん:会場準備の必要なくスタートできるのもライブ面接のメリットですよね。
菊地さん:また、新卒の2次選考や中途採用も原則、採用課が現地まで行き、面接をしていました。ただ遠方への出張時には、応募者とのスケジュール調整が上手くいかず、先方へのご案内が遅くなってしまうこともあり、結果として選考を辞退されてしまうケースもこれまでありました。ですが、harutakaの導入によって、面接までのリードタイムは大きく短縮できたと思います。
嶺さん:出張時の手配や調整などの準備も含めると、チーム合計で300時間以上は削減できたと思います。
実際にharutakaをご利用された方からはどのような声が寄せられていますか?
嶺さん:学生さんからは、スケジュールが調整しやすかったという声をもらいました。拘束時間や費用面の負荷を減らせたことにも反響があり、導入できて良かったなと実感した瞬間です。
録画面接のメリット

オンラインの様子から、実際に店舗で働く候補者はイメージできたのでしょうか?
菊地さん:最終選考は必ず対面にしているので、そこで実際の印象は確認するようにしています。その一方で、オンラインならではの情報も得られるようになったというのが正直な感想です。例えば、綺麗な場所で撮影している候補者には「動画の先にいる相手への見え方を意識している方」という印象を抱きます。このように、感受性の面が見えるのはオンラインならではです。
嶺さん:細かいところにも気遣いができるかどうかは、接客において大事なポイントです。そのため、オンラインと対面の両方を実施することは、それぞれの印象から候補者を判断できるというメリットがあると思います。
いろいろな候補者がいる中で、どの候補者を採用しようか悩む場面も少なくないと思います。そんな時に、ライブ面接の録画データがお役に立つような場面はあるのでしょうか?
菊地さん:面接で迷ったときに、他の担当者にも動画を見てもらえるのは、大変助かりました。また自身が合否に迷った時も、録画を見返すことは有用です。対面だとその日に話し合わないと記憶が薄れてしまうこともあると思いますが、動画なら日を置いてからも、再度確認することができます。
嶺さん:これはライブ面接に限ったことではなく、録画選考でも同じことが言えると思います。実際に最後まで迷った候補者については、何度もメンバーで動画を見直し、検討を重ねています。
面接だけでなく、ご自身の振り返りにも録画をご利用されているとも伺いました。
菊地さん:そうなんですよ。「この質問、分かりづらかったかな」と感じた時には、ライブ面接の録画を確認しています。客観的に自身の質問の仕方を振り返るには役立ちます。
嶺さん:面接は判断がとても難しいので、動画という材料があることで、いつでも振り返ることができるのは安心です。
応募者のパーソナルな一面を知るきっかけにエントリー動画を活用してほしい
今後、harutakaの改善に期待するところを教えてください。
嶺さん:この1年、さまざまなアップグレードが行われたことで、見た目が変わり、より使いやすくなったと思います。一方で面接中の様子をその時の一コマのような感じで簡単に見られると、より情報が思い出しやすいとも感じています。
菊地さん:どうしても動画だけだと情報量が多いんですよね。あと、面接をしてるときに「この発言イイね!」と思った瞬間にマークとか付けられると、後ほどそのポイントに戻り、見返しやすいと思いました。
最後にこの記事を読む読者へメッセージをお願いします。
菊地さん:harutakaは多くの応募者に短時間で対応でき、出会いの場をつくることができるサービスです。弊社のような小売業を始め、サービス業界やホスピタリティーが必要とされる職種を募集される企業には、録画選考で応募者のパーソナルな一面が見えることからも、親和性が高いと考えます。また、harutakaの担当者は、アドバイスはもちろん、弊社に合ったやり方を一緒に考え、迅速に対応してくれました。サポート体制も充実しているので、安心してご利用いただけると思います。
嶺さん:面接によっては、緊張して本来の力を発揮できない方もいらっしゃるかと思います。エントリー動画での選考であれば、何度も期間内に撮り直して、納得いくパフォーマンスを発揮した状態で応募してもらうことが可能です。最初は工数面の不安があるかもしれませんが、候補者にも企業にとっても良い選考システムだと思いますのでぜひおすすめしたいです。
嶺さん、菊地さん、ありがとうございました。
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